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関西光科学研究所 | 【現地及びweb開催】第92回KPSIセミナー Recent theoretical development in Schwinger effect

掲載日:2022年7月15日更新
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関西光科学研究所 >> KPSIセミナー >> Recent theoretical development in Schwinger effect

セミナー

第92回KPSIセミナー(現地及びweb開催)

Recent theoretical development in Schwinger effect
Schwinger機構の最近の理論的発展

講演者 田屋 英俊 博士(理化学研究所 数理創造プログラム)
Dr. Hidetoshi Taya (RIKEN Interdisciplinary Theoretical and Mathematical Sciences Program)
日時 2022年9月9日(金曜日)13時30分~14時30分
会場 A119室(およびオンライン)
使用言語 日本語
要旨 [PDFファイル/333KB]

Schwinger機構の最近の理論的発展
Recent theoretical development in Schwinger effect

田屋 英俊 博士(理化学研究所 数理創造プログラム)

Dr. Hidetoshi Taya (RIKEN Interdisciplinary Theoretical and Mathematical Sciences Program)

概要 (Abstract)

強い電磁場の下では、電磁場の強さが結合定数の小ささを補うことで、強い電磁場に特有の興味深い非摂動・非平衡現象が現れる。そのような現象の例としてSchwinger機構がある。Schwinger機構によれば、真空を強い電磁場にさらすと真空は電子陽電子対を生成しながら崩壊する。Schwinger機構の研究は場の理論の黎明期から始まる長い研究の歴史があるが、近年の実験技術の発展によって再び熱を帯びつつある。特に、レーザー技術の進歩によってSchwinger機構を実現するような強力な電磁場を人工的に作ることが今まさに可能になりつつある。また、重イオン衝突や初期宇宙などのさまざまな極限状況においても強い電磁場が生成されていて、Schwinger機構がなにがしかの現象論的な役割を果たしていた可能性が盛んに検討されている。

 

本講演では、Schwinger機構に関する最近の研究の進展について理論的な立場からレビューする。特に、講演者のこれまでの研究に基づき、電磁場の非一様性や偏極がSchwinger機構に及ぼす影響とそれに伴う新しい観測量(QED版Franz-Keldysh効果、高次高調波発生、スピン・カイラリティ生成など)について述べる。また、Schwinger機構の研究がレーザー物理の文脈を超えて、重イオン衝突や初期宇宙などの基礎物理の研究に及ぼすインパクトも議論する。

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