令和6年6月8日に開催された「環境フェスティバル那珂2024」に、初出展しました!
那珂研の活動内容やフュージョンエネルギーについて知っていただくため、
当日は電気抵抗が無くなった「超伝導」の状態を体験する『人間浮遊』、光の種類を観察する『CD分光器』の2つの理科実験を実施し、子どもから大人まで約80名の方に参加いただきました。
『人間浮遊』では、超伝導化した磁石に乗り、浮遊する体験をしました。
子どもはもちろん、大人の方も初めて体験する経験に驚かれていました!
『CD分光器』では、自分たちで作った分光器で光を観察し、分光器をのぞいて蛍光灯を見ると、白色に見えていた光が虹色に見える体験をしました。実は蛍光灯の中はプラズマの状態になっていて、白色に見えていたのはプラズマの光なのです。
フュージョンエネルギーを発生させる核融合反応を起こすには、プラズマが鍵ですが、
実際に分光器と同じ原理の装置を使ってプラズマの状態を調べ、核融合の成功に向けて研究を行っているのです!
今後もこのような機会を活用し、那珂研の活動内容に対する理解促進、子どもたちの科学分野に対する興味促進に努めたいと思います。