VOL.15 高萩高校SELHiクラスのみんながJT-60遠隔実験の様子を見学
12月13日、今日は高萩高校SELHiクラスのみんなが那珂核融合研究所のJT-60を用いた欧州からの遠隔実験を見学しました。
遠隔実験は、日本の那珂核融合研究所にある核融合試験装置JT-60を、1万キロメートルも離れたドイツのマックスプランク・プラズマ物理研究所の人たちが、遠隔で操作をする、というものです。
高度なセキュリティーと高速のデータ通信をあわせもつ通信システムによって、欧州の研究者が現地から日本の研究者たちとほぼ同じ環境で実験出来る、という事を確認するのが目的だそう。
テレビ局の取材の方や、見学に来ていた高萩高校の生徒たちで制御室は人でうめつくされました。
見学の前に研究者さんから核融合についての紹介がありました。
JT-60中央制御室の前でJT-60の概要説明を受けています。
実験中のJT-60中央制御室の最前面に座らせてもらえたみたいです。
研究者や遠隔実験を取材に来ているマスコミ関係者で中央制御室はいっぱいでした。
最初の遠隔実験放電にみんなが注目。実験は大成功だったようです。
中国科学院プラズマ物理研究所(安徽省、合肥市)から実験参加しているZhao教授に質問する高校生。
遠隔実験終了後、ドイツマックス・プランク研究所のZohm博士らと懇談する高校生。
マックス・プランク研究所の研究者達も日本の高校生との会話を楽しんだ様子です。
記者の人達も高校生に大関心でした。
JT-60中央制御室でみんなが取材を受けていました。