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那珂核融合研究所

那珂核融合研究所_カナちゃんの那珂研レポート16

掲載日:2018年12月26日更新
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VOL.16 粒子ビームグループの研究員さんにインタビュー

今回は粒子ビーム加熱システム開発グループで研究している、篠崎主査にお話しをお伺いしました。

VOL.16 粒子ビームグループの研究員さんにインタビューの画像1

カナ

『どんな研究をしているのですか?』

篠崎研究員

核融合反応を起こす条件の一つとしてプラズマ状態にする必要があるんだけど、プラズマの状態だけでは約2000万度がせいぜいなんだ。反応までに繋げるには数億度にまで上げる必要があって、その温度を上げるための加熱システム、RFとNBIを研究しているのがこのグループなんだよ。

カナ

『数億度なんて想像もつかないですね。そのRFとNBIっていったい何ですか?』

篠崎研究員

RFは高周波(電磁波)を利用して温度を上げるんだ。家庭にある電子レンジと同じ原理だよ。NBIは電磁波を使用しないで温度を上げるんだけれど、例えば、ぬるいお湯を温めるのにそれよりも熱いお湯を注ぐといった原理を利用しているんだよ。
ちなみにこれらの方法でプラズマの温度が約5億度という記録を達成して、ギネスブックに登録されているんだ。

カナ

『5億度という未知の温度を達成した日本は技術の最先端を進んでいるのですね。ギネスブックに載るのもうなづけます。』

この後、篠崎主査のちょっとしたプライベートのお話も伺ってみました。
篠崎主査は小学生のころからアマチュア無線を始めて、今では2級免許を取得するなど大いに活動しているそうです。そしてその趣味を生かし、気球レースのチームにも所属しているとか。その辺を詳しくお伺いしたいとお願いしたところ、幸運にも秘蔵写真を見せていただけることになりました。

VOL.16 粒子ビームグループの研究員さんにインタビューの画像2

ガスバーナーで気球をふくらますのはとっても危険。だから、こんなに近くで写真を撮れることはめったにないんだよ。ちなみにバルーンの部分だけでも重さが約150キロもあるんだ。

ええっそうなんですか!優雅なイメージとは別に、とっても体力勝負な面もあるんですね。大変貴重な一枚どうもありがとうございました。

VOL.16 粒子ビームグループの研究員さんにインタビューの画像3
 チーム名は“カイラス”
 気球の名前は“シリウス号”

 飛行準備完了!

VOL.16 粒子ビームグループの研究員さんにインタビューの画像4

下の方に見える機械が無線だよ。これで上空(気球側)と地上(気球を追いかける側)との居場所がお互い把握できるようになっているんだ。
実はこの方法を取り入れたのはこれが世界初なんだよ。

せ、世界初!それにしても意外と狭いゴンドラ、好きな人と乗ったらカナはドキドキしてしまってレースどころではないかもしれません。

VOL.16 粒子ビームグループの研究員さんにインタビューの画像5

キレイな空に飛び立つ気球たち。篠崎主査のチームも元気よく飛び立っています。気球にのって町を見下ろしたら、鳥になったようで楽しいだろうなぁ、とのんきなことを考えてしまうカナです。優勝経験はまだ無いということですが、優勝できるよう、カナも応援しています。
頑張れ!チームカイラス!

篠崎主査お忙しいところ本当にどうもありがとうございました。

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