Vol.32 サマーサイエンスキャンプ2011の様子をレポートします。
こんにちは、カナです。
8月5日に那珂研で行われた、サマーサイエンスキャンプの2011レポートします。
今回は、全国から10名の高校生が那珂研に来てくれました。
最初にスライドで核融合エネルギーについての説明。
核分裂と核融合を恋愛に例えた話が、リアルで印象に残ってます。
(コレについてはそのうちお話するかも?)
展示室での説明の後、おなじみの人工ダイヤモンドで氷を切る実験。
熱心に写真を撮ってる人もいました。
超伝導コイルの導体を作る建屋や、プラズマの温度を上げる装置も見学。
核融合研究は様々な分野での研究がひとつになって初めて実現するんだなと、改めて実感しました。
でも、真夏のテントの中はものすごく暑かったです。
これは、コンピューター上で3次元の図面を描くソフト。
JT-60SAの内部を歩くシミュレーションも出来るそうです。
ゲームみたいで面白そう。
最後に、50年後のエネルギーについて皆で考察した結果を、
グループごとに別れてスライドで発表。
人と自然とエネルギーの共生とか、新しいエネルギーの開発とか、いろんな意見が出て、みんな、次世代エネルギーについていろいろ考えてるんだなーと、嬉しくなったのでした。
みんなで記念撮影。
今回参加してくれた高校生の中から、将来核融合発電の研究を目指す人が出てくれたら嬉しいなと思った、カナでした。