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那珂核融合研究所_カナちゃんの那珂研レポート36

掲載日:2018年12月26日更新
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Vol.36 初夏の太陽観測イベントをレポートします!

こんにちは、カナです。
今回は、5月下旬と6月上旬の太陽観測のレポートをお届けします。

Vol.36 初夏の太陽観測イベントをレポートします!の画像1
まず、5月21日は金環食が全国各地で観測され、大きな話題を呼びましたね。
カナも、行方市のレイクエコーにて行われた観測会にお邪魔してきました。

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太陽観測は、肉眼だと大変危険。必ず専用の太陽観測グラスが必要です。
ここでは、太陽観測グラスがなくても観測ができるようにと、太陽が昇る方角の窓に専用のフィルムを貼っていました。
これなら、みんなで見られますね。

Vol.36 初夏の太陽観測イベントをレポートします!の画像4Vol.36 初夏の太陽観測イベントをレポートします!の画像5
だったのですが。

当日は朝からあいにくの曇り空。風も強くて肌寒いです。
空はどんよりとしていて、太陽が見える気配がありません。
集まった人たちもみんな不安そう。

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午前7時過ぎ頃から、ほんの僅かに雲の切れ間が。

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その後も何度か雲に覆われた太陽ですが、ちょうど最大食の時間に雲が薄くなったので、雲をフィルターにした綺麗な太陽のリングが見られ、大きな歓声が沸き上がりました。

Vol.36 初夏の太陽観測イベントをレポートします!の画像8
そして6月6日には、「金星の太陽面通過」が発生しました。
次に見られるのは105年後ということで、まさに世紀の天体イベントだったのですが、この日もお天気に恵まれず…。
那珂研でも観測イベントを企画していたのですが、雨で中止になってしまいました。残念。

Vol.36 初夏の太陽観測イベントをレポートします!の画像9
午後になって少し晴れてきたので、カメラで撮影されたものを見せてもらいました。
右下に写ってる黒い点が金星ですね。

今回の天体イベントをきっかけに、カナも太陽観測グラスを手に入れました。これからもいろんな天文現象を見てみたいなあと思います。

※太陽を肉眼や望遠鏡・双眼鏡・カメラなどで直接見るのは大変危険です。肉眼で見る場合は必ず専用の太陽観測グラスを使用して下さい。また、望遠鏡・双眼鏡・カメラで太陽を見たり撮影したりする時は、専用の機材を使用するか、使用する機器に合ったフィルターを必ず装着してください。