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放射線医学総合研究所の重粒子線がん治療・15周年記念講演会開催

掲載日:2018年12月26日更新
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放射線医学総合研究所の重粒子線がん治療・15周年記念講演会開催
「重粒子線がん治療~がん治療の15年~」-5000例の治療成果-

平成21年10月16日
独立行政法人 放射線医学総合研究所

概要

独立行政法人放射線医学総合研究所(米倉義晴理事長)は、重粒子線がん治療に関する講演会を開催します。

医療用重粒子線加速装置(HIMAC:ハイマック)は、平成5年に医療用として世界で最初に建設され、翌年からがん治療の臨床試験を開始しました。それ以後、治療効果が高く患者さんの身体に優しい“切らずに治せるがん治療法"として国の内外から高い評価を得てきました。

このたび、重粒子線がん治療の臨床試験開始後15周年を迎えたこと、また、重粒子線がん治療症例総数が5,000例(世界最大数)を超えたことを記念して、外部の有識者と放医研の医師・研究者による講演会を開催します。

本講演会では、15年間、5,000例の実績に基づいた治療成果や、より高い治療効果が期待される新技術について報告するとともに、本格的な普及に向けた方策について日本のがん医療全体の発展を考える場とします。

一般の方の参加は無料ですが、事前の参加登録が必要となります。

講演会案内

  1. 講演会タイトル:
    HIMAC15周年記念講演会
    「重粒子線がん治療の15年―5000例の治療成果―」
  2. 日時:
    平成21年10月23日(金曜日)13時00分-17時45分
  3. 場所:
    東京国際フォーラム
    B7ホール(メイン会場)
    D7ホール(サテライト会場)
  4. 講演会プログラム(詳細は添付資料のチラシを参照願います)
13時30分 開演
【13時50分-15時05分】 講演1
「重粒子線がん治療成果報告-5000例の治療成果-」
13時50分-14時05分 【全体概要】鎌田正(放医研)
14時05分-14時15分 【頭頸部】溝江純悦(放医研)
14時15分-14時25分 【肺】山本直敬(放医研)
14時25分-14時35分 【肝臓】安田茂雄(放医研)
14時35分-14時45分 【直腸】山田滋(放医研)
14時45分-14時55分 【前立腺】辻比呂志(放医研)
14時55分-15時05分 【骨・軟部】菅原信二(放医研)
【15時05分-15時35分】 講演2
「重粒子線治療の展開-次世代照射技術と普及-」
15時05分-15時25分 【次世代照射システムと日本における建設計画】野田耕司(放医研)
15時25分-15時35分 【群馬大学の状況】山田聰(群馬大)
【15時55分-16時35分】 【特別講演】「我が国のがん対策-個人として国として-」
国立がんセンター名誉総長 日本対がん協会会長 垣添忠生
【16時40分-17時40分】
  • パネル討論会
    「我が国のがん医療と重粒子線治療の未来-放医研に期待するもの-」
  • パネリスト
    • 黒川 卓 日本経済新聞社編集局科学技術部
    • 梶原 拓 健康医療市民会議代表、前岐阜県知事
    • 海老原 敏 国立がんセンター東病院名誉院長
    • 中川 恵一 東京大学医学部付属病院放射線科准教授
    • 川渕 孝一 東京医科歯科大学大学院医療経済分野教授
    • 辻井 博彦 放医研理事
  • コーディネーター
    菅原 牧子 日本大学藝術学部教授
17時40分-17時45分 閉会挨拶

参考

放射線医学総合研究所 重粒子線がん治療室

放射線医学総合研究所 重粒子線がん治療室
(がん治療用には三つの治療室があり、重粒子線が垂直と水平の両方向から照射され、治療することができます)

重粒子線がん治療・15周年記念講演会「重粒子線がん治療~がん治療の15年~」5000例の治療成果
添付資料のチラシ

プレスリリースのお問い合わせ

ご意見やご質問は下記の連絡先までお問い合わせください。

国立研究開発法人 放射線医学総合研究所 企画部 広報課
Tel:043-206-3026
Fax:043-206-4062
E-mail:info@nirs.go.jp