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千葉地区共通情報

平成21度原子力総合防災訓練における緊急被ばく医療訓練を公開して実施します

掲載日:2018年12月26日更新
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放医研では、平成21度原子力総合防災訓練における
緊急被ばく医療訓練を公開して実施します

平成21年12月16日
独立行政法人 放射線医学総合研究所

平成21年度原子力総合防災訓練は、茨城県東海村にある原子力発電所の事故を想定し、国(内閣官房、内閣府、原子力安全委員会、経済産業省、文部科学省ほか各省庁)、関係自治体(茨城県、東海村他)、指定公共機関(放射線医学総合研究所、ほか)などが参加し、12月21日(月曜日)~22日(火曜日)に実施されます。

国の定める三次被ばく医療機関である放射線医学総合研究所(以下、放医研)は、この原子力総合防災訓練の一環として、千葉市消防局航空隊ヘリコプターによる模擬被災者(被ばく患者)の受け入れと、緊急被ばく医療訓練を実施します。

具体的には、訓練上の被災地(茨城県東海村)から放医研まで、千葉市消防局航空隊ヘリコプターによる模擬被災者(被ばく患者)の空路搬送を行い、放医研内にある専用のヘリポートに千葉市へリコプターが着陸します。

次に、模擬被災者を放医研内にある「緊急被ばく医療施設」に救急車で搬送し、緊急被ばく医療訓練をおこないます。この訓練では以下の事を行います。

  1. 放射性物質の除去等の医療処置対応(放射線管理区域の設定、放射性物質の検査、放射性物質の除去、被ばく患者の創傷部などの治療)
  2. 被ばく線量評価(体外から全身の放射性物質の測定、被ばく患者などからの採取試料の放射線量の測定)

放医研での一連の訓練内容について、以下の通りに報道機関の皆様に公開いたします。報道機関の皆様には、多数ご参加くださるようお願いします。

放医研緊急被ばく医療訓練・公開実施概要

  1. 訓練実施日時:
    平成21年12月22日(火曜日)9時00分~11時00分
  2. 公開対象施設:
    • (独)放射線医学総合研究所緊急被ばく医療施設
    • およびヘリポート
  3. 放医研の主な参加部署:
    • 緊急被ばく医療研究センター
    • 基盤技術センター安全・施設部
    • 重粒子医科学センター病院
    • 企画部
    • 総務部
  4. 訓練実施内容:
    • 模擬被災者(被ばく患者)のへリコプターによる空路搬送、搬送後の緊急被ばく医療施設への受入
    • 放射性物質の除去等の医療処置対応(放射線管理区域の設定、放射性物質の検査、放射性物質の除去、被ばく患者の創傷部などの治療)
    • 被ばく線量評価(体外から全身の放射性物質の測定、被ばく患者などからの採取試料の放射線量の測定)
  5. 本訓練取材時のお願い:
    一連の訓練の取材では、予めプレス関係の皆様の立入り可能な区域を設定し、訓練実施に支障がない範囲の取材、撮影とさせて頂きます。
    ※当日の天候の状況により、へリコプターの空路による模擬被災者の搬送訓練のみは、取り止めになる場合もあります。予めご了承願います。
  6. 参考資料<平成20年の放医研・緊急被ばく医療訓練時の様子>

放医研緊急被ばく医療訓練・公開実施概要の画像1放医研緊急被ばく医療訓練・公開実施概要の画像2放医研緊急被ばく医療訓練・公開実施概要の画像3

プレスリリースのお問い合わせ

ご意見やご質問は下記の連絡先までお問い合わせください。

国立研究開発法人 放射線医学総合研究所 企画部 広報課
Tel:043-206-3026
Fax:043-206-4062
E-mail:info@nirs.go.jp