放射線事故・災害対処のための実働演習を開催
-千葉県警察、千葉市消防局との合同研修会-
平成27年6月23日
国立研究開発法人放射線医学総合研究所
国立研究開発法人放射線医学総合研究所(理事長:米倉義晴、以下、放医研)のREMAT※は、千葉県警察、千葉市消防局と合同で、放射線事故・災害対処のための研修会(実働演習)を6月25日(木曜日)に開催します。
この研修会は、千葉県における放射線事故・災害への対応を求められる各組織の初動体制の実効性を確認するとともに、緊急被ばく医療の専門派遣組織であるREMATとそれぞれの活動について相互理解を深めることを目的としています。昨年度から始まり、これまでに3回実施しました。
今年度の第1回目となる本研修会では、盗取された放射線源積載車両の交通事故による複数の要救助者の発生を想定して、放医研のグラウンドにて初動対応の実働演習を行います。各機関の放射線災害対処関係者(約60名)が参加し、各機関の特殊車両、放射線防護機材などを用いて、事故現場での安全確保、二次災害防止のための境界線の設定、傷病者の救助活動、放射線測定などを行います。
取材をご希望の方は、「取材を希望される皆様へのお願い」をお読みいただき、6月24日(水曜日)午後12時までに下記の問合せ先までFaxにてご連絡ください。
取材を希望される皆様へのお願い[PDFファイル/248KB]
REMAT車両(左)と千葉市消防局特殊災害対応車(右)
※REMAT(Radiation Emergency Medical Assistance Team)
放射線被ばくや放射性物質による汚染事故などが起きたときに、現場で初期医療を支援する緊急被ばく医療支援チームです。放医研の被ばく医療の専門医師、放射線防護や被ばく線量評価の専門家などで構成されています。
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国立研究開発法人 放射線医学総合研究所 企画部 広報課
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