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放射線高度利用施設部

施設部長挨拶

  放射線高度利用施設部では、量子ビームを利用した材料や生命科学の研究・開発を実施するための基盤である、外部にも開かれた3つの施設(イオン照射研究施設(TIARA)、電子線照射施設、コバルト60ガンマ線照射施設)の運転・管理、及び施設を構成する加速器・装置の改良やビーム照射・利用法などの技術開発を行っています。

 特にサイクロトロンと3台の静電加速器が導入されているTIARAにおいては、サイクロトロンでの世界トップクラスのビーム安定度の達成をはじめ、イオン種の短時間切り替えを可能としたカクテルビーム加速技術、エネルギー単色性の高いビームをつくるフラットトップ加速技術、イオン1個を狙った位置に照射する技術などの開発を実施し、ビーム利用研究の効率や精度の向上に寄与してまいりました。また、鉱物や大気中の細胞などの元素分析(PIXE: Particle Induced X-ray Emission)やミクロンオーダーの構造物形成(PBW: Proton Beam Writing)が可能なイオンマイクロビーム応用技術、超高LETを実現するC60フラーレンイオンなどのMeVエネルギー照射技術などを開発し、先進的な量子ビーム利用研究の推進に貢献してまいりました。

 今後も、イオンビーム、電子線、ガンマ線などそれぞれの特徴を生かした量子ビーム利用の研究開発を総合的に実施できる拠点施設として、引き続き安全かつ安定な運転・管理、ニーズを的確に捉えた加速器・イオンビーム応用技術の開発による施設機能の強化に努めてまいりたいと考えております。

TIARA竣工記念碑の写真

放射線高度利用放設部長
齋藤 勇ー