現在地
Home > 先進バイオデバイスプロジェクト > 生分解性ハイドロゲル - 先進バイオデバイスプロジェクト

先進バイオデバイスプロジェクト

生分解性ハイドロゲル - 先進バイオデバイスプロジェクト

掲載日:2023年4月1日更新
印刷用ページを表示

生分解性ハイドロゲル

量子ビーム橋かけによる生分解性ハイドロゲルの作製

天然多糖類は、量子ビーム照射により分解します。しかし、セルロース、デンプン及びキチン・キトサン誘導体を水と良く混合した糊(ペースト)状態に調製した後、電子線やγ線を照射すると橋かけ反応が起こり、ゴム状のハイドロゲルを形成します。このゲルを乾燥後、水に浸すと、1gで70g以上もの水分を吸水し、7日間形状を保持します。また、このゲルは天然多糖類由来であるため、土壌中あるいは酵素によって分解する環境に優しい材料です。

放射線橋かけによる生分解性ハイドロゲルの作製の画像