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2018年5月16日(水曜日)
【開催報告】光・量子ビーム科学合同シンポジウム2018 Opto 2017 Symposium on Photon and Beam Science
2018年5月8日(火曜日)、9日(水曜日)の2日間、関西光科学研究所・多目的ホールにおいて標記シンポジウムを開催いたしました。参加者は174名(特別講演1件、口頭発表17件、ポスター発表160件)、会場が満席に近い状態となり、折りたたみ椅子を追加しての開催となりました。関西光科学研究所・大阪大学の研究者のみならず、多くの大学・企業の皆様との交流を行うことが出来ました。特別講演では、放射線医学総合研究所・白井敏之加速器工学部長から「粒子線がん治療と量子メスの開発」の発表がありました。口頭発表、ポスターセッション、および利用者会議として、量研・関西光科学研究所と大阪大学レーザー科学研究所を中心に研究成果報告が行われました。多くの質疑・コメントが寄せられ、大変活発なシンポジウムとなりました。
1日目のランチタイムにはレーザー核融合用の「ターゲットに関するフリーディスカッション」が開催され、夜間には意見交換会が関西光科学研究所カフェテリアにて行われました。2日目のプログラムの最後のセッションでは、大阪大学近藤賞の受賞式と記念講演が行われました。2日間にわたって行われた計160件のポスターセッションについて、投票によるベストポスター賞(37歳以下対象、2件)が選出され、表彰が行われました。1人目は川人大希博士(大阪大学レーザー科学研究所)、2人目は遠藤友随博士研究員(量研・関西光科学研究所)です。
本シンポジウムの目的は、大阪大学レーザーエネルギー学研究センターと量研・関西光科学研究所の間の連携協力体制をより強固なものにし、光・量子ビーム科学分野の研究開発を加速することであり、2機関の合同シンポジウムを年1回開催しています。
参加者の集合写真(2018年5月8日)
河内哲哉関西研所長による開会挨拶
口頭発表会場の様子
ポスター発表の様子
ターゲットに関するフリーディスカッション(管理棟A119室)
コーヒーブレイクの様子
ベストポスター賞表彰(左から、遠藤友随博士研究員、近藤公伯委員長、川人大希博士)
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