「よくわかる放射線の測定」
放医研、高校生のためのやさしい科学技術セミナーを開催
独立行政法人放射線医学総合研究所(米倉 義晴 理事長、以下、放医研)は、文部科学省所管の研究機関として、科学技術振興の一端を担い、若い世代に向けた正しい放射線の知識の啓蒙と放射線利用についてのセミナー活動に注力しています。今回のセミナーは、(財)国際科学技術財団による平成18年度の研究助成に放射線医学総合研究所の中村秀仁研究員の研究テーマが採択されたのを機に、同財団のご協力によって開催されるものです。今日、物理の分野で最も興味を持たれている謎のひとつ素粒子ニュートリノから、放射線を利用した医療診断にいたる幅広い科学技術の流れについて、高校生の皆さんにわかりやすくご説明いたします。
当日は、放射線医学総合研究所の研究者による講演に加えて、大阪大学名誉教授 江尻宏泰先生による特別講演が行われます。いずれも高校生ばかりでなく、一般の方々にも興味深いセミナーとなるものと期待されます。
また、セミナー終了後には、高校生参加者と放射線医学総合研究所の研究者との間で懇談会を予定しています。
記
日時: | 2007年8月10日13時00分~16時00分 |
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会場: | 放射線医学総合研究所・講堂(千葉市・稲毛区) |
参加料: | 無料 |
主催: | 独立行政法人 放射線医学総合研究所 財団法人 国際科学技術財団 |
演題: | 「未知の粒子探索から医療診断まで」 放医研基盤技術センター 放射線計測技術開発室研究員 中村 秀仁 |
「放射線で観る」 放医研基盤技術センター研究基盤技術部長 今関 等 |
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「暮らしに役立つ放射線の測定」 応用光研工業株式会社 本多 庸郎 |
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「謎の粒子ニュートリノの質量の測定」 大阪大学RCNP名誉教授 江尻 宏泰 |
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申込み: |
(独)放射線医学総合研究所 企画部広報室 (財)国際科学技術財団 |