放医研、国内4箇所目の重粒子線がん治療施設を支援へ
~佐賀県の重粒子線がん治療施設建設に向け、施設の運営法人と協定を締結~
平成22年3月12日
独立行政法人放射線医学総合研究所
概要
独立行政法人放射線医学総合研究所(米倉義晴理事長、以下、放医研)が開発した世界最先端の放射線治療法である重粒子線がん治療は、既に5000名以上の治療実績を誇り、世界を圧倒的にリードしています。放医研では、その普及にも努めていますが、このたび佐賀県に設立された一般財団法人佐賀国際重粒子線がん治療財団と協力協定を締結する運びとなりました。放医研が民間の団体と協力協定を結ぶのは財団法人癌研究会(癌研有明病院)に続いて、全国で2例目となります。
佐賀県では、国内で4ヵ所目、九州では初めての重粒子線がん治療施設となる九州国際重粒子線がん治療センター(サガハイマット)を設置する、産学官の共同プロジェクトが進められています。当センターの医療運営を行うことを目的に、平成22年2月5日に佐賀国際重粒子線がん治療財団が設立され、今後、重粒子線がん治療装置の整備、医療スタッフの確保及び育成に取り組んでいくことになりました。放医研は、この財団の活動を支援するため、今回協力協定を締結するものです。
協定調印式は、下記のとおり行いますので、お知らせします。
- 日時
平成22年3月17日(水曜日)10時40分~11時10分 - 場所
放射線医学総合研究所 本部棟 第1会議室
(千葉市稲毛区穴川4-9-1) - 調印締結者
放射線医学総合研究所 理事長 米倉 義晴
佐賀国際重粒子線がん治療財団 理事 長 十時 忠秀
九州国際重粒子線がん治療センター イメージ図
(西方向から見たイメージ)
(南西方向から見たイメージ)
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