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放医研と神奈川県が研究・医療協力に関する協定書を締結

掲載日:2018年12月26日更新
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放医研と神奈川県は、「研究・医療協力に関する協定書」を取り交わすことに合意し、平成21年4月14日、米倉義晴放医研理事長、松沢成文神奈川県知事をはじめ、関係者の出席のもと、神奈川県庁において締結式が行われました。

この協定書は、神奈川県が推進する神奈川県立がんセンター総合整備の一環として、「重粒子線治療装置整備基本構想」を取りまとめたことにより、重粒子線治療装置の導入や治療に関して相互協力を推進することを目的に締結されたものです。

神奈川県の計画によれば、今年度に重粒子線治療装置の調査設計、来年度以降に基本・実施設計を行い、約3年間の工事期間を経て、平成26年度中の治療開始を目指すことになっています。完成すれば年間700人以上の患者を治療することになっており、これは現在の放医研に匹敵する治療患者数となります。

このような自治体との協力協定の締結は、平成21年1月の佐賀県との協力協定に続き2件目で、今後重粒子線がん治療の普及に向けた動きが加速されるものと期待されます。放医研は今後も普及に取り組む国内各地の関係者に対し、施設の設計・運営に係る各種の情報提供、必要な技術面、人材育成の面で支援を行っていきます。

松沢成文神奈川県知事 (右) と「研究・医療協力に関する協定書」を取り交わす米倉義晴放医研理事長の画像
松沢成文神奈川県知事(右)と
「研究・医療協力に関する協定書」を取り交わす米倉義晴放医研理事長