平成22年10月4日
独立行政法人 放射線医学総合研究所
秋篠宮殿下、同妃殿下が平成22年10月4日に放医研をご視察されました。
両殿下は、本部棟玄関で金森文部科学審議官、米倉理事長のお出迎えを受けられ、その後、米倉理事長より放医研の概要説明を受けられました。
概要説明に引き続き、重粒子線棟及び緊急被ばく医療施設をご視察されました。重粒子線棟では、放医研が世界に誇る最先端のがん治療装置HIMACの概要説明を辻井理事より受けられ、実際の治療室をご覧いただきました。炭素イオン線によるDNA二重鎖切断や、肺がん治療の対象となる組織型、正常細胞への影響の有無など、専門的なご質問をされていました。
続いて、緊急被ばく医療施設に場所を移し、明石緊急被ばく医療研究センター長よりトリアージ室やREMAT(緊急被ばく医療支援チーム:リーマット)のご説明を受けられました。REMATの派遣実績の有無や隊員の装備品に関して、熱心にご質問されていました。
全行程1時間半程度の短い時間でしたが、ご視察を通して、放医研の研究成果の一端をご理解いただけたと思います。
写真1 お出迎えを受けられる秋篠宮殿下、同妃殿下
写真2 治療室で重粒子線がん治療の照射方法について説明を受けられる秋篠宮両殿下
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