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“放射線教育用アニメーション”続編を一般に公開-放射性核種を定量するまでの知識を提供-
2011年11月16日
独立行政法人放射線医学総合研究所
ポイント
- 9月に公開した“放射線教育用アニメーション”の続編をホームページで公開、どなたでもご覧いただけます。
- アニメーションと実写で放射線の知識を具体的に提供します。
概要
今年の9月より放射線医学総合研究所(以下「放医研」)では、放射線について正しい知識を持ち、正しく測定していただくことを目的として独自開発の“放射線教育用アニメーション”をホームページ上で公開しております。
その続編を、11月16日より公開します。今回は、γ線のエネルギーから放射性核種を決め、定量する2種類の代表的な装置について、原理及び実際の測定の流れを示します。これらの装置は高価で維持にもお金がかかるため一般ではあまり使われておりませんが、都道府県や国の機関から報告される放射性セシウムなどの濃度は、ほとんどがこれらの装置によって求められています。
“スペクトル解析1(ホールボディカウンタ、甲状腺モニタ)”では、放射線が特定の物質に当たるとかすかな光(シンチレーション光)を出す性質を利用した測定器について、“スペクトル解析2(ゲルマニウム半導体検出器による分析)”では、放射線が物質をイオン化する性質を利用した測定器について説明しています。
このツールが多くの方々のより放射線のことを知りたいというご希望にお応えする一助となることを期待しています。
参考資料
アニメーション名称 | 内容 |
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1.サーベイメータの取扱い【9月公開済み】 |
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2.放射線の性質と防護【9月公開済み】 |
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3.スペクトル解析1(ホールボディカウンタ、甲状腺モニタ)【今回公開】(約40分) |
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4.スペクトル解析2(ゲルマニウム半導体検出器による分析)【今回公開】(約50分) |
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リンク
- 放射線の性質と防護(別ウインドウ)
- 放射線教育シミュレータ サーベイメータの取扱(別ウインドウ)
- スペクトル解析1(ホールボディカウンタ、甲状腺モニタ)(別ウインドウ)
- スペクトル解析2(ゲルマニウム半導体検出器による分析)(別ウインドウ)
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