千葉市科学館では、大人が楽しむ科学教室として、トークイベントが開催されています。その企画のひとつとして、放医研の研究をシリーズで紹介することになり、その第2回目として、平成30年12月8日に野田 耕司 所長が「加速器一筋40年の専門家が語る、加速器の魅力と実力 -がん治療用加速器システムの実現と今後-」をテーマに講演しました。
大学4年生から約40年に渡り、人生の多くをかけた加速器開発について、世界や日本の医療用加速器技術の歴史や、放医研の重粒子線がん治療装置(HIMAC)の立ち上げから現在に至るまでの紆余曲折を交えてお話しました。来場者からは、加速器技術に関する専門的な質問や、重粒子線がん治療の対象範囲と今後動向などの質問が次々に寄せられ、第1回の重粒子線がん治療に関する講演に引き続いて関心や期待の高さを実感しました。
ご来場いただき、誠にありがとうございました。
講演の様子
大人が楽しむ科学教室2018 放医研シリーズ
第3回 12月15日(土曜日) 10時30分~12時00分 |
体の中から放射線をがんにあてる 古いけど新しい標的アイソトープ治療 | 東 達也(放医研 分子イメージング診断・治療研究部長) | |
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第4回 2月9日(土曜日) 10時30分~12時00分 |
脳の中はここまで見える!-認知症の超早期診断・治療・予防のお話- | 島田 斉(放医研 脳機能イメージング研究部 脳疾患トランスレーショナル研究チーム 主幹研究員) | 千葉市科学館(043-308-0511)まで電話で事前にご予約ください チラシ[PDFファイル/579KB] |
第4回は、平成30年2月9日(土曜日)10時30分~12時00分に、脳機能イメージング研究部の島田 斉主幹研究員が「脳の中はここまで見える!-認知症の超早期診断・治療・予防のお話-」をテーマに講演します。今年度の大人が楽しむ科学教室、放医研の研究シリーズは、次回の第4回が最後となります。お誘いあわせの上、ぜひご来場ください。※第4回の講演にご参加をご希望の方は、千葉市科学館(043-308-0511)まで電話で事前にご予約ください。