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量子生命・医学部門

「被ばく医療診療手引き」を発行しました

掲載日:2022年9月27日更新
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「被ばく医療診療手引き」を発行
―統一的な診療方法をまとめた手引き書として医療現場での活用に期待―

被ばく医療診療手引き表紙

出版の背景

被ばく医療1)には、診断、治療、処置に放射線や放射性物質による影響など特殊な内容も含まれます。放射線事故・災害は、頻度が極めて低いものの、我が国においても少ないながらも発生しており、統一的な診療方法を記載した文書が医療関係者及び政府機関からも望まれていました。これらの要望を踏まえ、高度被ばく医療支援センター及び、関連学会等からの推薦を含む外部有識者を加えた編集委員会がQSTに設置されました。その編集委員会の下で作成された、日本全国の専門家による医療者向けの「被ばく医療診療手引き」が発行となりました。

なお、本手引きの編集にあたりましては、原子力規制庁の補助事業「原子力災害等医療実効性確保事業」による一部助成を受けて実施いたしました。

「被ばく医療診療手引き」の特徴

この手引きは、高度被ばく医療支援センター職員のみならず、原子力災害拠点病院2)を含む全国の医療機関で放射線及び放射性物質による被ばく傷病者を対象として診療をする医療者を主な対象として作成されています。このため、現場の医療者に被ばく医療にとって必要な基本的方針、知識、手法の要点を、コンパクトに伝えることを主眼とし、病院での診療を主として扱っています。また、原子力災害にとどまらず、放射線使用施設での事故や、医療事故、放射性物質を悪用したテロ等が発生した際にも活用できる手引きとしました。

入手方法

量研学術機関リポジトリ「QST-Repository」より電子書籍版(2022年3月発行)全文をPDFでダウンロードしてご利用いただけます。

「被ばく医療診療手引き」全文PDF

機関として必要な病院等ありましたら、冊子版(2022年9月発行)も若干数在庫ありますのでご連絡ください。

連絡先:量子生命・医学部門 

放射線医学研究所 被ばく医療診療手引き編集委員会事務局

電話:043-382-4293  E-mail:tebiki-member=qst.go.jp(=を@にしてください)

用語解説

1)被ばく医療

電離放射線による被ばく及び放射性物質が付着したり取り込んだりした患者に対する医療のこと。

2)原子力災害拠点病院

原子力災害時に被災地域の原子力災害医療の中心となって機能する医療機関。

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