8月24日・25日に量子技術基盤拠点の運営や研究開発の方向性について有識者と意見交換を行う「第1回量子技術基盤拠点アドバイザリーボード」を開催しました。
本会合にはアドバイザーとして、川崎雅司氏（※崎=たつさき）、熊倉一英氏、佐藤勝昭氏、佐藤信太郎氏、曽根純一氏をお迎えし、QSTからは小安理事長をはじめ、担当役員である伊藤理事、河内拠点長、大島量子機能創製研究センター長及び関係する研究者らが出席しました。
小安理事長の開会挨拶（写真最上段左）と参加者の自己紹介に続き、河内拠点長と大島センター長がそれぞれ当拠点の概況説明と研究活動状況についてプレゼンテーションを行いました。続いて、研究者より最新の研究トピックスを紹介し、アドバイザーとの活発な議論を通じて有意義なご助言をいただきました。また、当拠点が追求すべき目標、研究開発課題、組織・運営体制など広範なテーマについての総合討論を実施し、アドバイザーから、当拠点の強み・特色を伸ばすことの必要性、産学連携の在り方、人材育成など実例を交えながら貴重なご助⾔をいただきました。
この分野での優れた実績と豊かな経験を持つアドバイザーからの貴重な意見・提案を今後の拠点運営などに反映させ、国民・社会の負託に応えられるよう、より一層研究活動に邁進してまいります。
※出席アドバイザー：〔敬称略、50音順〕
川崎 雅司 （東京大学 教授／理化学研究所創発物性科学研究センター 副センター長）（※崎=たつさき）
熊倉 一英 （日本電信電話株式会社 物性科学基礎研究所長）
佐藤 勝昭 （東京農工大学 名誉教授）
佐藤 信太郎（富士通株式会社 富士通研究所 量子研究所長）
曽根 純一 （東京理科大学 客員教授）