核融合エネルギーフォーラムに係わる規約
平成19年 7月 5日 制定
平成19年10月18日 改定
平成22年 3月12日 改定
平成28年 8月10日 改定
平成30年 9月28日 改定
平成31年 2月 6日 改定
令和6年4月19日 改定
(設置)
- 核融合エネルギーフォーラム趣意書に基づき、核融合エネルギーフォーラムを設置する。
(構成及び組織)
- 本フォーラムは会員の自主的参加により構成される。
- 本フォーラムに運営会議、調整委員会、専門クラスター、ITER・BA技術推進委員会、ワーキンググループを置く。
- 本フォーラムに顧問、名誉会員を置く。
(運営会議)
- 運営会議に議長を置く。
- 議長はフォーラムを代表し、会務を整理する。
- 運営会議はフォーラム活動を統括する。
- 運営会議議長(以下、議長)はITER計画や幅広いアプローチ(BA)に関する技術的な諸課題への対応など、国からの検討依頼事項についてITER・BA技術推進委員会に技術的検討を付託する。
- 運営会議は必要に応じて調整委員会とITER・BA技術推進委員会の協力と役割分担について調整し指示する。特に、フォーラム自らが検討すべき事項についての調整は運営会議が行う。
(顧問)
- 顧問の就任は、議長経験者、その他特別な場合に議長が運営会議の同意を得て行う。
- 顧問は運営会議に対して助言を行う。
(名誉会員)
- 名誉会員の就任は、運営会議委員経験者または極めて優れた業績を上げた会員もしくはフォーラム活動に顕著な貢献を果たした会員の中から、議長が運営会議の同意を得て行う。
- 名誉会員は運営会議に対して専門的立場から審議事項に係わる提案・意見を行うことができる。
(調整委員会)
- 調整委員会はフォーラム会員の中から調整委員会の推薦に基づいて議長が運営会議の同意を得て指名した委員、及び議長が運営会議の同意を得て指名した委員長から構成される。
- 調整委員会は運営会議に対して、下記専門クラスターの活動状況を報告するとともに、フォーラムの活動推進に係わる企画等を提言する。
- 調整委員会は運営会議より付託される課題に対処する。その一環として、若手研究者・技術者の優れた成果かつ優れた成果が見込まれる研究開発活動を顕彰する吉川允二記念核融合エネルギー奨励賞の受賞者を選考する。また、ITER/BA成果報告会及び全体会合の企画立案と会合実施計画の検討を行う。
- 調整委員会は会員からの企画提案等を受け付け、調整を行った上で運営会議に提案を行う。
- 調整委員会は専門クラスター間の調整を行う。
(専門クラスター)
- 会員の自発的な提案に基づき複数の専門クラスターを設置する。
- 専門クラスターにコーディネーターを設ける。
- 専門クラスターは調整委員会に適宜活動状況を報告する。
(ITER・BA技術推進委員会)
- ITER・BA技術推進委員会はフォーラム会員の中から議長が運営会議の同意を得て指名した委員長、委員及び参与から構成される。ただし、参与はフォーラム外の専門家若干名を含むことができる。
- ITER・BA技術推進委員会は国からの検討依頼にもとづき議長より付託される事項について機動的に対処し、結果を議長に速やかに報告する。
- ITER・BA技術推進委員会は検討すべき課題を見出した場合、調整を行った上で運営会議に提案する。
- ITER・BA技術推進委員会は、意見提出の要請や必要な連絡調整などに当たって、量子科学技術研究開発機構経営企画部第3研究企画室、自然科学研究機構核融合科学研究所、及び産業界の代表機関(日本原子力産業協会など)と協力して行う。
(ワーキンググループ)
- 上記付託事項において、専門性や緊急性などが特に高い場合、運営会議の同意を得てワーキンググループを設置することができる。
- ワーキンググループに座長を設ける。
- ワーキンググループはITER・BA技術推進委員会に適宜検討状況を報告する。
(会員)
- 入会は、フォーラムの「趣意」に賛同の下、別に定める入会手続きを経て、運営会議の承認を得るものとする。
(改定)
- 趣意書や規約などフォーラムの運営に係わる事項などの改定は運営会議が行う。
(事務局)
- フォーラムに事務局を置く。
- 事務局はフォーラムの庶務を行う。
- 事務局は量子科学技術研究開発機構経営企画部第3研究企画室と自然科学研究機構核融合科学研究所が連携して行う。
(活動に係わる経費)
- 量子科学技術研究開発機構経営企画部第3研究企画室に措置された当該予算からフォーラムの活動に係わる経費を支出する。
- 経費支出の管理は量子科学技術研究開発機構経営企画部第3研究企画室の事務局が行う。
以上