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QST病院

特徴と実績

掲載日:2026年4月1日更新
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当院の特徴

QST病院は国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構の一部門であり、がんの放射線診療に特化した放射線診療単科病院です。緊急被ばく医療機関としての機能も備えています。

  • 放射線医学の研究所に併設された病院として、がんの放射線診療、特に重粒子線がん治療を中心とした医療を行っています。
  • 重粒子線がん治療研究のための重粒子線治療専用装置「HIMAC」を備え、1994年より臨床研究と治療を実施。世界で最も豊富な治療実績があります。
  • さらに重粒子線がん治療の将来の適応拡大を目指し、様々なプロトコールを用意しています。現在保険診療や先進医療の適応となっている疾患以外の患者さんにも対応できるようにしています。

世界の重粒子線治療をリード

当院で提供している医療の中心となっているのが重粒子線治療です。重粒子線治療は従来の放射線治療に比べ、正常な細胞への影響を最小限に抑え、がん細胞を標的として高い線量を集中して照射することが可能です。当院では、世界で初めて医療用に開発された重粒子線治療装置(HIMAC)を開発し、重粒子線治療をリードしてきました。四半世紀におよぶ研究と臨床実績をふまえ、がん患者さんに最先端の重粒子線治療を提供しています。
また、2011年重粒子線の効果を患部に集中させることによって副作用をおさえ、治療効果を高めるために、呼吸同期照射が可能な3次元ビームスキャニング照射法を開発し治療を始めました。さらに2018年、楽な姿勢で治療が受けられるように、どんな方向からでも重粒子線が照射できる超伝導技術を用いた小型回転ガントリーによる重粒子線治療を実現しています。

豊富な研究・診療実績

当院で行った重粒子線治療臨床研究への登録患者数は16,813例(1994年6月~2025年3月31日)で、2003年以降は先進医療、2016年以降、公的保険で診療した患者数も増えています。

部位 総数
頭頸部腫瘍・涙腺がん 1,595
頭蓋底腫瘍 139
中枢神経腫瘍 106
眼球腫瘍 366
食道がん(消化管) 143
肺がん 1,317
前立腺がん 5,429
骨軟部腫瘍 1,549
肝臓がん 986
膵臓がん 1,082
腎臓がん 37
大腸がん術後再発 887
婦人科(子宮がん等) 366
腹部リンパ節転移 126
乳がん 53
難治性致死性心室不整脈 1
回転ガントリー等の臨床試験 41
照射後再発 1,148
総合 1,442