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転移性腫瘍(肺腫瘍/肝腫瘍/リンパ節)

掲載日:2026年4月1日更新
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転移性腫瘍に対する重粒子線治療について

🔵適応症

転移性腫瘍への重粒子線治療が先進医療として行われているのは、以下の場合です。

  疾患名 適応
1 転移性肺腫瘍 少数転移性肺腫瘍(oligometastatic,3個以下)
2 転移性肝腫瘍 少数転移性肝腫瘍(oligometastatic,3個以下)
3 転移性リンパ節 少数リンパ節転移(oligometastatic,一つの領域)

現在、先進医療で認められている治療対象は上記の3疾患のみです。
例えば肺がんが骨や副腎などに転移した場合は適応となりません。それぞれの疾患について、以下に簡単に解説します。

1. 転移性肺腫瘍

転移性肺腫瘍とは、別の場所にできたがんが肺へ転移して発育したものをいいます。肺の細胞が発がんしたがん(原発性肺がん)と区別して転移性肺腫瘍とよんでいます。
重粒子線治療の対象となるのは、肺以外に転移がなく、肺転移の個数が3個以下の場合です。

2. 転移性肝腫瘍

転移性肺腫瘍と同様に肝臓へ他の臓器のがんが転移したものです。原発巣が治療されていて、肝臓以外に転移がなく、転移巣は3個以下の場合が適応です。

3.転移性リンパ節

リンパ節への転移も適応となります。先進医療では少数リンパ節と定義されていますが、リンパ節の個数は数えにくいため、実際は狭い領域に限局した孤立性転移という病態が対象です。原発疾患の臓器別では肺がん、大腸がん、子宮がんからの転移が多く治療されています。やはり治療対象のリンパ節以外に活動性のがん病巣がないことが条件です。

治療実績

  疾患名 期間   例数
1 転移性肺腫瘍 2003-2024   265
2 転移性肝腫瘍 2013-2024   221
3 転移性リンパ節 1996-2024   446

 

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