国際原子力機関(IAEA)の技術報告書「Environmental Transfer of Radionuclides in Japan following the Accident at the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant」が出版されました。
IAEAの監修の元、東京電力福島第一原子力発電所事故直後から約7年目までの間の放射性セシウムの環境中での動きを数値化(パラメータ化)したものを、日本の専門家と海外研究者が収集・共同執筆しました。農作物、森林、河川、海域さらに食品の調理加工に関するデータが多数掲載されており、今後の線量評価に役立つことが期待されています。
高度被ばく医療センター福島再生支援研究部の研究者も執筆を担当した他、全体の取りまとめを行い、出版に貢献しました。