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量子生命・医学部門

医薬品化学分野の雑誌「Pharmaceuticals」に掲載した論文がFeature paperに選出されました

掲載日:2021年10月27日更新
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量子医科学研究所 分子イメージング診断治療研究部の松本博樹上席技術員、吉井幸恵上席研究員らの論文が、医薬品化学分野の雑誌「Pharmaceuticals」2021年10月号に掲載された論文の中から、この分野で最も進んだ研究であり、新規性およびインパクトが非常に高く、将来の方向性を示すものとしてFeature paperに選出されました。

論文タイトル

Evaluation of 64Cu-Labeled New Anti-EGFR Antibody NCAB001 with Intraperitoneal Injection for Early PET Diagnosis of Pancreatic Cancer in Orthotopic Tumor-Xenografted Mice and Nonhuman Primates

論文の概要

これまでに量研では、がん細胞表面に高密度に存在する上皮成長因子受容体(EGFR)に結合するPET検査薬剤(64Cu-セツキシマブ)を用い、従来の画像診断法では検出できない3 mmの微小な早期膵がんをマウスで画像化する新たな手法を開発してきました。この手法を実用化するため、今回の研究では、EGFRへの新たな抗体を医薬品グレードで安定的に製造し64Cuで標識する手法を確立、3 mmの微小な早期膵がんをマウスで画像化できました。更に、サルを用いてPETで安全性を評価し、この手法を患者さんに安全に適用できることが示唆されました。難治性膵がんの早期発見と適切な治療計画の策定の実現に向け、臨床試験の開始へと準備を進めているところです。

吉井幸恵上席研究員ら研究チームメンバーの写真

研究チームのメンバー