量子医科学研究所の青木伊知男 上席研究員が、第15回日本DDS学会水島賞を受賞しました。この賞は、DDS技術の実用化研究・臨床研究において顕著な業績をおさめた研究者1名に贈られるもので、オンラインで開催された第38回日本DDS学術集会において、表彰式及び受賞講演が行われました。
この度の受賞は、高磁場MRIを用いた生体イメージングの研究開発と生体応用において我が国の当該分野を牽引し、2004年頃と極めて早い時期からMRIとナノDDSを結び付けることで、新しい分野を開拓する取り組みを開始して以降、多数のDDS要素技術を応用し、DDS研究およびDDS学会の発展に大きく貢献してきたことが評価されたものです。
受賞の言葉
本賞は、高磁場MRIとナノ粒子によるDDSを結び付けた新規分野の開拓に対する評価であり、素晴らしい技術とアイデアで共同研究をご一緒頂きました量研ならびに外部機関の全ての方々に心より感謝申し上げます。
青木 上席研究員