核融合エネルギーフォーラム第5回全体会合
平成23年12月27日(火)10:00~16:45
学士会館2階 210号室(東京都千代田区神田錦町3-28)
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以下の資料についてのお問合せは、 核融合エネルギーフォーラム事務局までお願いします。
(無断転載は固くお断りします)
e-mail:fusion-energy-forum@jaea.go.jp
FAX:029-270-7468
核融合エネルギーフォーラム第5回全体会合をプログラムに沿って講演や報告などの要旨や資料の他、ビデオ映像でもホームページ上で再現しました。本会合は、核融合エネルギーの実現に向けた研究・技術開発の促進を支援する核融合エネルギーフォーラムの会員総会(第1部、午前)と、核融合エネルギーフォーラム発足5周年(旧核融合フォーラム設立10周年)を記念する公開シンポジウム「核融合エネルギーの再認識 ~夢の実現に向けて~ 」(第2部、午後)から構成され、いずれもオープン形式で行います。プログラムは裏面をご覧下さい。
第1部の会員総会では、核融合エネルギーフォーラムがまとめた提言「原型炉に向けた核融合研究開発の具体化について」の説明に続いて、平成22年度と平成23年度の核融合エネルギーフォーラム「名誉会員」授与式及び「吉川允二核融合エネルギー奨励賞」授賞式を執り行います。また、第2部公開シンポジウムでは、人類の存続に対して持続可能性を有し将来のエネルギー源の有力候補の一つとして期待される核融合エネルギーを再認識するため、基調講演とパネル討論を催します。
基調講演では、燃焼プラズマの実現に向けて建設が進む核融合実験炉「ITER」の最新状況をITER理事会次期議長の高津英幸氏に、また、その日本の参画について原子力委員会ITER計画懇談会座長(当時)として尽力された、科学技術振興機構研究開発戦略センター長の吉川弘之氏に科学者の役割と責任について講演いただきます。
パネル討論では、専門家・有識者の方々から冒頭に、核融合エネルギーの実現に向けた取り組みに対して、技術面だけでなく、今後の課題や考慮すべき論点などについても意見を伺い、基調講演の内容も含め、それらのご意見をもとに自由な討論を行います。
主な論点(討論テーマ)は、例えば、核融合エネルギーの実現に向けた技術課題、地球規模の課題に対するグローバルな視点からの国際社会への貢献と日本の発展の両立、将来的なエネルギーの需給見通し、エネルギーのベストミックスと省エネルギー(スマートグリッド)、確率論だけで安全を考えることの危険性、核融合と核分裂、日本の人口動向に起因する課題、幅広い分野における世代をまたがる超長期的な取り組み(人材の育成と活用、技術の継承と発展)、社会との関わりや理解の下に進めるミッション・オリエンティッドな研究開発の在り方、等々を予定します(順不同)。
本シンポジウムを通じて、核融合エネルギーの意義と将来像を広くお伝えし、理解を共に深め、核融合エネルギーについて共通の認識が得られることを期待します。
左から中島尚正議長(議長挨拶) 堀池寛委員(運営会議)
二宮博正委員(司会:運営会議)
会場の様子
平成22年度及び平成23年度 吉川允二核融合エネルギーフォーラム「名誉会員」授賞式
左側:宅間 正夫氏 中央:中島尚正議長 右側:松田慎三郎氏
平成22年度及び平成23年度 吉川允二核融合エネルギー奨励賞授賞式
左から:永島芳彦氏 近田 拓未氏 野上 修平氏
吉川允二氏 中島尚正議長
笠田竜太氏 田村直樹氏 戸張博之氏
岡野邦彦委員長(平成22年度選考委員会) 堀池寛委員長(平成23年度選考委員会)
基調講演
左側:高津英幸氏「燃焼プラズマの実現に向けた 核融合実験炉『ITER』の建設状況」
右側:吉川弘之氏「科学者の役割と責任」
パネル討論
プログラム(敬称略)
第1部
会員総会
開会挨拶
核融合エネルギーフォーラム 議長 (海陽学園海陽中等教育学校長) 中島 尚正
核融合エネルギーフォーラム提言「原型炉に向けた核融合研究開発の具体化について」( 資料 [PDFファイル/66KB] )
同運営会議委員 (大阪大学大学院教授) 堀池 寛
平成22年度及び平成23年度 核融合エネルギーフォーラム「名誉会員証」
・授与式 / ・受証スピーチ
平成22年度及び平成23年度「吉川允二核融合エネルギー奨励賞」
・選考経緯 (平成22年度資料 [PDFファイル/296KB]、平成23年度資料 [PDFファイル/360KB])
平成22年度選考委員会委員長 (大阪大学大学院教授) 堀池 寛
平成23年度選考委員会委員長 (電力中央研究所上席研究員) 岡野 邦彦
・授賞式( 平成22年度賞概要と受賞者抱負、 平成23年度賞概要と受賞者抱負 )
・受賞スピーチ
閉会
司会 運営会議委員 (日本原子力研究開発機構部門長) 二宮 博正
第2部
核融合エネルギーフォーラム発足5周年(旧核融合フォーラム設立10周年)記念
公開シンポジウム「核融合エネルギーの再認識 ~夢の実現に向けて~ 」
基調講演:
「燃焼プラズマの実現に向けた核融合実験炉『ITER』の建設状況」(資料 [PDFファイル/1.57MB])
ITER理事会次期議長 高津 英幸
「科学者の役割と責任」 ( 資料 [PDFファイル/290KB] )
科学技術振興機構研究開発戦略センター長 吉川 弘之
パネル討論:(五十音順)
大島 まり 東京大学大学院情報学環/生産技術研究所教授
高津 英幸 ITER理事会次期議長
竹内 啓 東京大学名誉教授、前内閣府統計委員会委員長
中原 恒雄 日本工学アカデミー名誉会長、技術同友会代表幹事( 資料 [PDFファイル/377KB] )
松田慎三郎 東京工業大学特任教授( 資料 [PDFファイル/386KB] )
山下ゆかり 日本エネルギー経済研究所理事( 資料 [PDFファイル/254KB] )
山地 憲治 地球環境産業技術研究機構理事・研究所長
意見交換
閉会
核融合エネルギーフォーラム この度、核融合エネルギーフォーラム(議長:中島尚正・海陽学園海陽中等教育学校長)は第5回全体会合を開催することになりました。本会合は、核融合エネルギーの実現に向けた研究・技術開発の促進を支援する核融合エネルギーフォーラムの会員総会(第1部)と、核融合エネルギーフォーラム発足5周年(旧核融合フォーラム設立10周年)を記念する公開シンポジウム「核融合エネルギーの再認識 ~夢の実現に向けて~ 」(第2部)から構成されます。 第1部会員総会では、核融合エネルギーフォーラムがまとめた提言「原型炉に向けた核融合研究開発の具体化について」の報告に続いて、平成22年度と平成23年度の核融合エネルギーフォーラム「名誉会員証」授与式及び「吉川允二核融合エネルギー奨励賞」授賞式を執り行います。また、第2部公開シンポジウムでは、人類の存続に対して持続可能性を有し将来のエネルギー源の有力候補の一つとして期待される核融合エネルギーを再認識するため、基調講演とパネル討論を行います。 基調講演では、ITERの最新の建設状況をITER理事会次期議長の高津英幸氏に、また、科学技術振興機構研究開発戦略センター長の吉川弘之氏に科学者の役割と責任について講演いただきます。 パネル討論では、専門家・有識者の方々から冒頭に、核融合エネルギーの実現に向けた取り組みに対して、技術面だけでなく、今後の課題や考慮すべき論点などについても意見を伺い、基調講演の内容も含め、それらのご意見をもとに自由な討論を行います。 主な論点(討論テーマ)は、例えば、核融合エネルギーの実現に向けた技術課題、地球規模の課題に対するグローバルな視点からの国際社会への貢献と日本の発展の両立、将来的なエネルギーの需給見通し、エネルギーのベストミックスと省エネルギー(スマートグリッド)、日本の人口動向に起因する課題、確率論だけで安全を考えることの危険性、核融合と核分裂、幅広い分野における世代をまたがる超長期的な取り組み、社会との関わりや理解の下に進めるミッション・オリエンティッドな研究開発の在り方、等々です(順不同)。 本シンポジウムを通じて、核融合エネルギーの意義と将来像を広くお伝えし、理解を共に深め、核融合エネルギーについて共通の認識が得られることを期待します。 残席が少々ございます。本会合は参加自由形式(入場無料)ですので、是非ご出席いただきますようお願い申し上げます。 プログラム
10:00 開会挨拶 10:10 核融合エネルギーフォーラム提言 平成22年度及び平成23年度 核融合エネルギーフォーラム「名誉会員証」 10:40 ・授与式 10:50 ・受証スピーチ 11:10 ・選考経緯 11:30 ・授賞式 11:40 ・受賞スピーチ 12:00 休憩
総合司会 中島 尚正 13:00 基調講演 「科学者の役割と責任」 14:30 パネル討論: (五十音順) 16:30 意見交換 16:45 閉会 (お問い合せ先) 核融合エネルギーフォーラム事務局 |