放射線測定、管理を中心に学ぶ物理系コース。測定方法や測定値の捉え方、放射線の安全管理など中心にを学びます。受講生自らが考え、検討する時間を多く設けており、応用力、思考力が養えます。

受講者の感想(アンケートより)
- 受講前は放射線や放射性物質について漠然と危険なものという認識しか無かったが、受講後は一定のリスクがありつつも、適切かつ効果的な管理・利用によって、産業的にも、医学的にも、研究的にも有用なものであると認識が具体化される方向へ変わった。学校で多い座学的な内容よりも、実習的な内容が非常に多く、記憶に強く残ったと感じられた。
- 今回の研修では大学の授業やカリキュラムでは学べない事がたくさん学べました。興味深い授業、実習をして頂きありがとうございました。
- 非常に良かった。この2週間でまなりの知識と技術を身につけることができて楽しかった。
- 施設内を見学でき、とても嬉しかったです。
目的 | 放射線防護にかかる業務に必要な科学的・技術的知見を身に付け、科学的・客観的に規制・安全面を判断でき実践できる、幅広い視野と倫理観を有する人材の育成を目的としています。 |
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対象 | 理工系分野の大学生、大学院生、高等専門学校4~5年生(文系学生や社会人も応募可) |
募集定員 | 24名 定員以上のお申込みがあった場合、選考により受講者を決定いたします。 (受講者の選考は学生の方が優先となります。) |
開催日程 | 2025年8月26日(火曜日)~9月4日(木曜日) |
申込受付期間 (募集期間) |
募集は終了しました。 |
実施場所 | 国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構 放射線医学研究所内 研修棟 (千葉県千葉市稲毛区穴川 4-9-1) 東京駅-稲毛駅(35分・総武線快速利用) 稲毛駅東口より徒歩15分 交通のご案内はこちらhttps://www.qst.go.jp/site/qms/access.html |
受講料 | 学生37,400円、社会人 74,800円 (学生には所属機関と当センターの往復交通費及び専用施設の宿泊費を全額支給します。※詳細案内をご確認いただき、ご不明な点はお問合せください。) |
研修の特徴 |
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その他 |
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『放射線防護のための管理・計測コース』受講に関するQ&A
生物系の学部生ですが、ついていけるでしょうか…?
放射線物理の基礎から講義を始めますので、生物・医学系学部の方でも問題ありません。過去の受講生には生物・医学系の方も多く、皆様楽しく学んでおられましたのでご安心ください。不安な場合には「放射線防護入門コース」で予習をしておくのもお勧めです。
測定器(サーベイメータ)を触ったことがないのですが、大丈夫でしょうか?
実習は測定器の使い方から始まります。初めて使う方もいらっしゃいますが、すぐに慣れ、積極的に使うようになっていきます。スタッフも実習をサポートしますのでご安心ください。
グループワークがあるようですが、他の受講生とのコミュニケーションに不安があります。
グループワークは研修後半のプログラムです。過去の受講生は研修前半の実習などで十分にコミュニケーションがとれており、積極的にグループワークに参加しているようでした。スタッフもサポートいたしますのでご安心ください。
放射線取扱主任者試験の対策に役立ちますか?
対策用コースではありませんが、「知識を得ることで試験対策に役立った」とのお声もいただいています。
関数電卓は必要ですか?
こちらで準備しますので持参する必要はありませんが、もし普段からお使いで慣れているものがあればお持ちください。