放射線に関する法令を通して、放射線規制に関することや法の適用について学ぶコースです。 法(放射線関連法令)の精神を理解し、法令の実際の適用に必要とされる知識、スキルなどを身に付けます。現場の見学をふまえたケーススタディや、法の適用をシミュレーションするグループワークなど、座学のみではないカリキュラムになっています。

受講者の感想(アンケートより)
- テキストも分かりやすく、理解もしやすかった。実習期間を長くし、ディスカッションの時間を増やすのもいいと思う。
- 初学者の私でも法令の読み解き方を学ぶことができ、非常にためになった。
- 短期間でしたが、今後の課題や目標が明確になった。
- テキストは見やすく、講義もわかりやすかった。
- 大変ハイレベルで刺激になりました。日々の業務にも活かしていきたいです。
- 日数を増やしてでも机上演習を複数の日に渡って色々な課題に対して行いたいと思った。絵画面白かったです。ありがとうございました。
- 内容がとても濃いので、期間を少し伸ばされると良いかも。全体を通してとても良い研修でした。
目的 | 放射線防護にかかる業務に必要な科学的・技術的知見を身に付け、科学的・客観的に規制・安全面を判断でき実践できる、幅広い視野と倫理観を有する人材の育成を目的としています。 |
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対象 | 大学生、大学院生、高等専門学校4~5年生(社会人も応募可) 原則として、「放射線防護のための管理・計測コース」「放射線防護のための生命科学コース」受講者または同等の知識がある方が対象となります。 (放射線に関する研修の受講経験者や放射線取扱主任者試験受験経験者なども受講可能です) |
募集定員 | 10名 定員以上のお申込みがあった場合、選考により受講者を決定いたします。 (受講者の選考は学生の方が優先となります。) |
開催日程 | 2026年3月17日(火曜日)~18日(水曜日) |
申込受付期間 (募集期間) |
2025年12月1日(月曜日)~2026年1月29日(木曜日) |
実施場所 | 国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構 放射線医学研究所内 研修棟 (千葉県千葉市稲毛区穴川 4-9-1) 東京駅-稲毛駅(35分・総武線快速利用) 稲毛駅東口より徒歩15分 交通のご案内はこちらhttps://www.qst.go.jp/site/qms/access.html |
受講料 | 学生9,350円、社会人 18,700円 (学生には所属機関と当センターの往復交通費及び専用施設の宿泊費を全額支給します。※詳細案内をご確認いただき、ご不明な点はお問合せください。) |
研修の特徴 |
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その他 |
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『放射線規制に関する法令アドバンスコース』受講に関するQ&A
施設見学はどこを見るのでしょうか?法令に施設見学というのがいまいちピンときません。
ケーススタディの時間で法令の適用の事例紹介(一例)として、研修棟の中のRI法が適用されている部分を見て回ります。排気設備なども見ることができるバックヤードツアーになっていますが、見学場所の一部は本研修でしか見ることが出来ない、特別な施設見学となっています。
放射線の法令に関する研修なのになぜ環境法もやるのですか?
放射線関連の研修では珍しい、法学部の先生をお招きしての講義です。本コースでは、放射線も含めた環境に影響を与えるものとしての視点から、視野を拡げていただきたく環境法を取り入れています。
入門コースや放射線防護のための管理・計測コースなどの他の研修を受けていないのですが、受講可能ですか?
他の研修を受けていなくても受講は可能です。ただし放射線関連の言葉の意味などを知っている方が望ましいです。受講申込者が定員を超える場合、学生及び他研修の受講者が優先となりますのでご了承ください。