放射線医学総合研究所は、核燃料物質使用施設(内部被ばく実験棟)に関し、5月16日、法令に基づく使用変更許可申請等の手続きに違反があった旨を報告しました。本件につきましては、本日、文部科学省から厳重注意を受けるとともに、必要な手続きを行い施設検査を合格するまでの間、核燃料物質使用施設(内部被ばく実験棟)における核燃料物質の使用を停止するよう指示を受けました。
これは、核燃料物質使用施設(内部被ばく実験棟)に関し、必要な核燃料物質使用変更許可等を受けずに排風機等の設備の一部の変更工事(本年3月着工、3月末までに工事終了)を行ったことを受けての措置です。
なお、違反に係る設備での核燃料物質の使用は行っておらず、安全上問題はありません。
今後、文部科学省の指示に従い、速やかに核燃料物質の使用を停止し、核燃料物質の使用変更許可申請及び施設検査を受ける方針です。
本件については、法令を的確に遵守できなかった重大な問題と認識しており、誠に遺憾です。当研究所では再発防止策を徹底しコンプライアンス意識及び安全管理意識の向上を図る所存です。
内部被ばく実験棟に係る核燃料使用施設変更許可手続き等の違反については別紙
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