次世代放射光施設の放射光設備設置状況
次世代放射光施設は、宮城県仙台市の東北⼤学⻘葉⼭新キャンパス内において、平成31年3月より整備が開始されました。また、令和3年12月には基本建屋の一部が完成するとともに、次世代放射光施設の中枢部である加速器の整備が現地で開始され、令和5年度からの施設運用開始を目指し放射光設備の設置が行われています。
過去のギャラリーはこちら 線型加速器 蓄積リング 共用ビームライン
1)加速器設備の設置状況
線型加速器棟
線型加速器トンネル内へのビームダンプ設置作業が完了しました。
(令和4年10月31日)
蓄積リング棟
線型加速器より蓄積リングへ電子ビームを合流させるためのビームトランスポート部において、電磁石の設置作業が開始されました。
(令和4年12月19日) (令和4年12月7日)
2)共用ビームライン(3本)の設置状況
共用ビームラインのエンドステーション機器が実験ホールへ搬入されました。1月末より機器の設置が開始される計画です。
(令和5年1月19日)
蓄積リングトンネル内においてBL06U用の挿入光源の搬入が完了し、据付け作業が開始されました。
(令和4年12月19日)
3)基本建屋の整備状況
現地の造成工事及び建物建設工事は民間・地域のパートナーが担当し、放射光施設の加速器設置は量子科学技術研究開発機構が担当しています。