現在地
Home > 次世代放射光施設整備開発センター > 進捗状況(ギャラリー)

次世代放射光施設整備開発センター

進捗状況(ギャラリー)

掲載日:2022年9月15日更新
印刷用ページを表示

次世代放射光施設の放射光設備設置状況

次世代放射光施設は、宮城県仙台市の東北⼤学⻘葉⼭新キャンパス内において、平成31年3月より整備が開始されました。また、令和3年12月には基本建屋の一部が完成するとともに、次世代放射光施設の中枢部である加速器の整備が現地で開始され、令和5年度からの施設運用開始を目指し放射光設備の設置が行われています。

次世代放射光施設内のレイアウト図はこちら

過去のギャラリーはこちら

1)加速器設備の設置状況

線型加速器棟

線型加速器トンネル部に電子入射部の機器設置が開始されました。入射部では放射光の低エミッタンス実現のため、50 kV電子銃のアノード電極直後に238 MHz RF空胴を設置し、500 keVまで直ちに電子を加速します。続いて、電子ビームを476 MHzサブハーモニックバンチャー(SHB)で速度変調により集群し、Sバンド加速管に入射します。

また、クライストロンギャラリーにおいて、クライストロン用モジュレータ電源内コンデンサを高電圧充電する充電器の設置が開始されました。高電圧発生部では、高周波スイッチングにより最大50kVまでの高電圧を発生し、クライストロン用モジュレータ電源のコンデンサ を充電します。

線型入射部 コンデンサ充電器

(令和4年8月22日)

 

蓄積リング棟

蓄積リングへのキッカー電磁石等の設置が開始されました(下左写真の箱状機器2台)。この電磁石により、蓄積リングを周回する電子ビーム軌道を水平内周方向へ変位させ、線型加速器からの電子ビームと合流します。蓄積リングクライストロン室内導波管設置状況(下右写真)。

キッカー電磁石 蓄積導波管

(令和4年9月14日)

 

508MHz、出力1.2MWの連続波クライストロンで発生した高周波電力を、加速空胴に伝送するための導波管立体回路の設置が開始されました。この導波管を通じて、蓄積リング長直線部に設置される4台の加速空胴へ大電力を供給し、電子ビームのエネルギーを補充します。

蓄積リング導波管 蓄積リング導波管 トンネル上

(令和4年8月22日)

 

2)共用ビームライン(3本)の設置状況

放射線遮蔽ハッチの設置がBL02ビームラインにおいて開始されました。放射線遮蔽ハッチは、蓄積リングトンネル内の挿入光源以降のビームライン上流部分を覆い、実験ホール内の放射線レベルを許容値以下に保ち、実験者等の安全を確保します。また、9/19週よりBL06Uビームラインの作業も開始される計画です。

BL02Uハッチ BL02Uハッチ2

(令和4年9月14日)

 

フロントエンドはビームラインの先端部に位置し、挿入光源において生成される放射光を安全かつ安定的に光学・輸送系に導くための超高真空装置であり、QSTが整備を担当する共用ビームライン3本のうち、BL02Uより架台及び真空機器の設置が開始されました。

FE1 FE2

(令和4年5月13日)

 

実験ホールのハッチ設置のための計測、罫書作業及び関係機器の搬入を実施しました。

ハッチ罫書 機器

(令和4年4月22日)

3)基本建屋の整備状況

現地の造成工事及び建物建設工事は民間・地域のパートナーが担当し、放射光施設の加速器設置は量子科学技術研究開発機構が担当しています。

次世代放射光施設の基本建屋整備状況へのリンクはこちら