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量研について

国際プロジェクトへの参画を通じた研究開発・国際機関の協働センターとしての活動

掲載日:2020年2月21日更新
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(1)ITER計画、BA活動

 現在、日本、欧州、ロシア、アメリカ、韓国、中国、インドが共同で、50万キロワットの核融合エネルギー(熱出力)発生を世界で初めて実証する国際熱核融合実験炉(ITER)をフランスに建設しています。2007年10月24日、ITER協定(イーター事業の共同による実施のためのイーター国際核融合エネルギー機構の設立に関する協定)が発効し、量研はこの活動に我が国の国内機関として参画しています。
 
 また、ITER計画を支援するとともに、ITER計画の次の段階として核融合による発電を初めて実証する「核融合原型炉」の早期実現を目指すことを目的に、日欧が共同で「核融合エネルギーの研究分野におけるより広範な取組を通じた活動」(BA活動)を実施しています。2007年6月1日、BA協定(核融合エネルギーの研究分野におけるより広範な取組を通じた活動の共同による実施に関する日本国政府と欧州原子力共同体との間の協定)が発効し、量研は我が国の実施機関として参画しています。

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(2)IAEA協働センター(IAEA-CC)

 IAEAの研究開発や研修等を支援するため、IAEAが求める高い研究、技術力を持つ世界各国の機関がIAEAによりIAEA協働センター(Collaborating Centre、IAEA-CC)として指定されています。2019年8月現在、世界中の37の研究機関がIAEA-CCとして活動しています。

 量研は、2018年1月15日、IAEA-CCに再指定され(期間は4年)、以下の3つの研究分野の知見の共有と人材育成について、IAEAと合意したワークプランに基づき活動を実施しています。

 1)放射線治療におけるリスク評価とその低減のための生物学
 2)核医学及び画像診断
 3)重粒子線治療

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(3)IAEA緊急時対応能力研修センター(IAEA-CBC)

 緊急時準備と対応に関する知識や優れた事例を効率的・効果的に発信・提供し、人材育成ができる能力を有する機関や複数の機関のグループがIAEAによりIAEA緊急時対応能力研修センター(Capacity Building Centre、IAEA-CBC)として指定されています。

 量研は、2017年9月20日、アジア地区における被ばく医療対応及び線量評価分野のIAEA-CBCに指定されました(期間は5年)。量研は、この枠組の下で複数のIAEAの研修やフェローシップを実施しています。

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(4)WHO協力センター(WHO-CC)

 WHOの事業を支援するため、各加盟国・地域の研究施設がWHO協力センター(Collaborating Centre、WHO-CC)に指定され、80を超す加盟国から800以上の機関が看護、労働衛生、伝染病対策、栄養学、メンタルヘルス、生活習慣病、緊急被ばく医療、健康技術等の領域において、研究、研修等の支援協力活動を実施しています。
 
 量研は、2017年9月2日、以下の5分野で、WHO-CCに再指定されました(期間は4年)。

 1)緊急被ばく医療・REMPAN(注1)活動支援
 2)放射線災害対応及びその後の復興支援
 3)生物学的線量評価とBioDoseNet(注2)への取組支援
 4)自然放射線被ばく防護
 5)医療被ばく防護

注1:REMPAN(Radiation Emergency Medical Preparedness and Assistance Network)は、世界のどこかで放射線被ばく事故が発生した場合に助言できる医療と線量計測の専門家からなるWHOによるネットワーク。実際の活動としては、放射線人身事故発生国へのIAEAと連携した医療専門家派遣、情報の共有等。

注2:BioDoseNetは、大規模な放射線による災害時等に、生体試料による線量評価を関係機関で協力し、多数行うためにWHOにおいて構築された世界的なネットワーク。

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