財務部ってどんなところ?
財務部には、財務・経理・契約の3課があり、適正な会計処理を通じて各種研究活動を支えています。
野球に例えるなら、研究者はホームラン(研究成果)を打つ選手であり、私たちはその活躍を支える裏方です。
スコアラー(財務状況の記録)、GM(球団の資金管理)、フロント(契約交渉)として、選手が最高のパフォーマンスを発揮できるようサポートしています。選手と一体となって、チームの勝利を目指す――それが財務部の役割です。
職員インタビュー(Aさん)
Q: 具体的な業務内容を教えてください!
A:
私は契約課で働いていて、名前の通り「契約」に関する業務を担当しています。契約といってもいろいろありますが、主に以下のようなものを扱っています。
- 物品の購入契約
- 人員の派遣契約
- 修理や整備などの役務契約
こうした契約を、決められたルールに沿って手続きするのが私たちの仕事です。QSTは公的な機関なので、予算の使い方や契約の進め方には厳格なルールがあります。そのルールを守りながら、必要なものをスムーズに調達できるように契約を結ぶ――それが契約課の役割です。
Q: この仕事の面白さややりがいは?
A:
普段の生活ではなかなか関わることのないような、何千万円という大きな金額を扱うこともあります。「1,000万円以上の買い物を毎日している人」なんて、なかなかいませんよね(笑)。そういうスケールの大きさに触れられるのは、この仕事ならではの面白さだと思います。
Q: ワークライフバランスはどうですか?
A:
契約課は、自分でスケジュールを組みやすい部署です。もちろん、契約案件が集中する繁忙期は忙しくなりますが、それ以外の時期は「この日は予定を入れたくない」といった調整がしやすいです。他の部署と比べても、比較的自由度が高いと思います。
Q: 将来QSTで働きたい学生へメッセージを!
A:
契約課に配属されるからといって、最初から契約の知識が必要というわけではありません。むしろ、未経験でも対応できるように、しっかりとしたルールや仕組みが整えられています。
私自身も最初は知らないことばかりでしたが、少しずつ学んでいくことで対応できるようになりました。だから、もし契約課に配属されても、怖がらずに一歩ずつ学んでいってほしいです。きっと大丈夫ですよ!
職員インタビュー(Bさん)
Q: 具体的な業務内容を教えてください!
A:
財務課は「総括」として幅広い業務を担当しています。課内の消耗品補充といった庶務から、外部からの問い合わせ対応、会計システムの管理まで、さまざまな仕事があります。
もちろん会計業務も大切な役割です。財務諸表の取りまとめや、監査・調査への対応を行っています。さらに、複数の拠点で日々行われる機械や薬品の購入・支払いを、よりスムーズに進めるためのシステム整備も担当しています。
Q: この仕事の面白さややりがいは?
A:
財務課は、その年のすべての取引を一件ずつ整理し、最終的に財務諸表としてまとめます。そのため、機構全体の動きを俯瞰できるのがこの仕事の魅力です。「組織全体を見渡せる」って、ちょっとワクワクしませんか?
Q: ワークライフバランスはどうですか?
A:
昨年、会計伝票を電子化したことで、紙資料に伴う押印やファイリングが不要になり、リモートワークがしやすくなりました。
自宅から資料を検索・提出できるのは便利ですが、アクセスの都合で出社することもあります。
集中して分析したいときは、一日をまるごと分析に充てることもありますよ。
Q: 将来QSTで働きたい学生へメッセージを!
A:
簿記の知識があると役立ちますが、入職後に研修や学ぶ機会がたくさんあるので心配はいりません。大切なのは「学び続ける姿勢」。一緒に成長していきましょう!
