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情報基盤管理部

掲載日:2025年10月24日更新
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情報基盤管理部ってどんなところ?

情報基盤管理部は、QST(量子科学技術研究開発機構)の研究活動をITの面から支えるサポート部門です。
「IT企画課」「ITセキュリティ課」「IT運用・学術情報課」の3つの課で構成されていて、それぞれ次のような役割を担っています:

  • IT企画課:最新の技術を取り入れたITの企画や実行を担当
  • ITセキュリティ課:情報セキュリティを守るための対策や取り組みを実施
  • IT運用・学術情報課:既存のシステムやネットワークの安定運用を管理

安全で使いやすく、信頼できるIT環境を整えることで、QSTで働くすべての人の活動をしっかり支えています。

どんなスキルが身につくの?

情報基盤管理部では、仕事を通じてさまざまなITスキルを身につけることができます。たとえば、プロジェクトの進め方、ネットワークの管理、システムの構築、プログラミングなど、実践的な経験が積めます。

また、情報系の資格取得も積極的に応援していて、国家資格「情報処理安全確保支援士」を取得した職員もいます。中には、働きながら大学院に通って学位取得に挑戦している人もいて、自己成長を後押しする雰囲気があります。

QSTでは、IT分野の中心的な役割を担うポジションへとステップアップしていくことができます。さらに、情報基盤管理部で身につけたスキルを活かして、大企業のDX(デジタル変革)部門で活躍したり、ITベンチャーを立ち上げたりと、さまざまなキャリアの可能性が広がっています。IT分野で力を発揮したい人にとって、QSTは「成長」と「挑戦」のチャンスにあふれた環境です。自分の可能性を広げたい方は、ぜひこのフィールドでチャレンジしてみてください!

職員インタビュー(Aさん)

Q: 具体的な業務内容を教えてください!

A:

QST全体の情報システムやネットワークなど、ITに関わる環境を整える仕事をしています。将来を見据えた計画を立てて、より良いIT環境をつくるのが主な役割です。最近では、生成AI(ChatGPTのような技術)の業務活用について検討したり、テレワークに必要なリモートアクセスの仕組みを整えたりしています。

Q: この仕事の面白さややりがいは?

A:

QSTでは、量子技術を使ってエネルギーや新しい材料の開発、医療など、人の命や暮らしに関わる研究が行われています。そんな最先端の研究にITの面から関われるのがとても面白いです。自分の知識や技術を活かして、研究者がより快適に研究できる環境をつくることで、人類の未来に貢献している実感があり、大きなやりがいを感じています。

Q: ワークライフバランスはどうですか?

A:

前の職場では毎日終電で帰るような生活でしたが、QSTに転職してからはほぼ決まった時間に帰れるようになり、家族との時間も増えました。子どもが生まれたときには3ヶ月の育児休暇を取りましたが、周囲のサポートも手厚く、安心して休むことができました。復帰後もスムーズに仕事に戻れました。

Q: 将来QSTで働きたい学生へメッセージを!

A:

情報基盤管理部の仕事は、研究者が最高の成果を出せるようにITの面から支えることです。
新しい技術を取り入れることも大切ですが、流行りだけでなく、長く使える技術を選ぶことが安定した研究環境づくりにつながります。
ITは変化の早い分野ですが、好奇心を持って情報を集め、未来を見据えて考える力があると、とても活躍できると思います!

職員インタビュー(Bさん)

Q: 具体的な業務内容を教えてください!

A:

主に、QSTのネットワークや業務システムの管理を担当しています。具体的には、ネットワーク機器やユーザーアカウントの登録、業務に使うシステムの運用などです。また、情報セキュリティに関するトラブル(インシデント)が起きたときには、システムを使って状況を調査することもあります。

Q: この仕事の面白さややりがいは?

A:

システムの不具合を調べたり、改善策を考えたりする場面では、管理者として特別な権限を使ってシステムに深く関わることがあります。慎重さが求められる場面も多いですが、他の人では触れられない部分に関われることで、問題を解決できたときの達成感はとても大きいです。

Q: ワークライフバランスはどうですか?

A:

IT業界は「忙しい」「ブラック」というイメージがあるかもしれませんが、QSTの職場はそうではありません。もちろん責任のある仕事も多いですが、チームで協力しながら進める文化があり、互いにサポートし合っています。休みも交代でしっかり取れるので、安心して働ける環境です。

Q: 将来QSTで働きたい学生へメッセージを!

A:

私たちの部署は、研究者が安心して研究に集中できるように、ITの面から支える「縁の下の力持ち」のような存在です。表に出ることは少ないかもしれませんが、ITだけにとどまらない幅広いスキルが身につきますし、それを活かして活躍できる場面もたくさんあります。ぜひ私たちと一緒に、世界最先端の研究を支えるIT環境づくりに挑戦してみませんか?

職員インタビュー(Cさん)

Q: 具体的な業務内容を教えてください!

A:

QST全体のサイバーセキュリティを担当しています。職員のセキュリティ意識を高めるための教育や訓練を行いながら、世界中で起きているサイバー攻撃の情報を集めて、QSTが同じような被害にあわないように対策を考えています。その際には、政府機関(国家サイバー統括室や文部科学省など)とも連携して、未然に防ぐ取り組みを進めています。

Q: この仕事の面白さややりがいは?

A:

QSTでは、機密性の高い研究データや国家プロジェクトを扱っているため、サイバーセキュリティはとても重要です。情報漏洩や外部からの攻撃を防ぐことで、研究の信頼性を守る役割を担っています。

サイバーセキュリティは、ネットワークやサーバーなどの機器だけでなく、情報を扱う「人」の行動にも関係しています。つまり、QSTのすべての研究や業務と深く関わっている仕事です。技術的にも奥が深く、幅広い知識が求められるので大変ですが、「自分がQSTを守っている」という実感があり、大きなやりがいを感じています。

Q: ワークライフバランスはどうですか?

A:

職場の雰囲気が良く、まとまった休みも取りやすいのが魅力です。テレワークの実施率も高く、育児や介護など家庭の事情にも柔軟に対応できる環境だと思います。

Q: 将来QSTで働きたい学生へメッセージを!

A:

情報基盤管理部では、サイバーセキュリティを通じて国の研究活動を守るという、社会的にとても意義のある仕事をしています。最新の技術を使いながら、日々進化する脅威に立ち向かうこの仕事は、挑戦に満ちていて、好奇心や探究心を活かせる場面がたくさんあります。チームワークを大切にしながら、一緒に成長し、未来を守る仕事にぜひ参加してほしいと思います!

職員インタビュー(Dさん)

Q: 具体的な業務内容を教えてください!

A:

QSTで生まれた論文や学会発表などの成果を、世界に向けて発信する「QST学術機関リポジトリ」の管理を担当しています。これは、QSTの研究成果を外部に届ける“アウトプット”の役割です。一方で、図書館業務などを通じて、研究に必要な情報を職員に提供する“インプット”の役割も担っています。

Q: この仕事の面白さややりがいは?

A:

この分野は技術の進化がとても早く、最近では生成AIなど新しいツールが次々と登場しています。私もその流れに乗って、新しいツールの開発に挑戦しています。また、図書館業務では「この論文が読みたい」といった研究者からのリクエストに応えて、目的の論文を探す工夫をすることもあります。たとえば、学会での発表資料を探したり、口頭発表の記録を調べたりすることもあります。そうした対応に対して「ありがとう」と感謝の言葉をもらえると、とても嬉しく、やりがいを感じます。

Q: ワークライフバランスはどうですか?

A:

QSTの良いところは、急な休みが必要になったときでも「お互い様」という雰囲気があることです。周囲の人が自然にサポートしてくれるので、安心して働ける環境だと思います。

Q: 将来QSTで働きたい学生へメッセージを!

A:

私たちの仕事は、情報基盤の仕組みを理解し、それを実際に活用できるようにすることです。だからこそ、好奇心を持って物事に取り組む姿勢がとても大切です。何か問題が起きたときに、自分で考えて行動できる力があると、きっと活躍できると思います。一緒に、研究を支える情報環境をより良くしていきましょう!