国際・広報部ってどんなところ?
国際・広報部は、QSTの研究や活動を国内外に広く知ってもらい、信頼される組織であり続けるための情報発信を行っている部署です。
具体的には、
- 海外の大学や研究機関、国際機関との連携のサポート
- プレスリリースを通じた研究成果や活動内容の発信
- 広報誌の制作やウェブサイトの運営
- 報道機関からの問い合わせ対応 など
を担当しています。
QSTが社会の中でどのような役割を果たしているのかを常に意識しながら、研究の意義や魅力をわかりやすく伝えることを大切にしています。「研究を社会につなぐ」架け橋のような存在です。
どんなスキルが身につくの?
国際・広報部は、研究職・技術職・事務職が一緒に働くチームであることが大きな特徴です。それぞれが自分の専門分野を活かしながら、日々新しく入ってくるさまざまな業務に、チーム一丸となって取り組んでいます。
こうした環境の中で仕事をすることで、自分の知識や視野が自然と広がっていくのを実感できます。異なるバックグラウンドを持つメンバーと協力しながら働く経験は、将来どんな職場でも役立つ貴重なスキルになりますよ。
職員インタビュー(Aさん)
Q: 具体的な業務内容を教えてください!
A:
私は、年に4回発行している外部向けの広報誌の制作や、QSTが海外の研究機関と結んでいる国際的な取り決めの管理、そして一般の方向けのイベントの企画などを担当しています。
Q: この仕事の面白さややりがいは?
A:
「どうすればもっと多くの人にQSTのことを知ってもらえるか?」を日々考えながら、広報誌で特集を組んだり、中高生に人気のあるタレントさんにイベント出演をお願いしたりしています。新しいことにどんどん挑戦できる環境なので、毎日がとても刺激的です!
Q: ワークライフバランスはどうですか?
A:
イベント対応などで、時には休日に仕事が入ることもあります。でも、その分はきちんと振替休日が取れるなど、QSTには働きやすい制度が整っていると感じています。仕事とプライベートのバランスを大切にできる職場です。
Q: 将来QSTで働きたい学生へメッセージを!
A:
「量子科学技術研究開発機構」と聞くと、理系の人しか働いていないと思うかもしれません。でも、実は私のように文系出身の職員もたくさんいます。QSTには、みなさんがこれまでに身につけてきた経験やスキルを活かせる仕事がきっとあります。ぜひ一度、QSTの採用ページをのぞいてみてください!
職員インタビュー(Bさん)
Q: 具体的な業務内容を教えてください!
A:
私は国際交流の窓口として、海外からの視察対応や国際会議での会談調整を担当しています。QSTは核融合や重粒子線治療の分野で世界トップレベルの研究を行っているため、海外からの見学や視察の問い合わせがたくさんあります。具体的には、QSTの研究所と視察に来る方の間に入り、視察内容やスケジュールの調整、当日の現場サポートなどを行います。
Q: この仕事の面白さややりがいは?
A:
一番のやりがいは、視察の場でQSTと相手側の興味が一致し、国際的な連携が生まれる瞬間に立ち会えることです。必ずしも協定や共同研究にすぐ結びつくわけではありませんが、「自分の仕事が国際連携のきっかけになっている」と実感できます。また、普段は本部で仕事をしていますが、視察時には研究所に同行するので、最新の研究情報や研究者の生の声を聞けるのも魅力です。
Q: ワークライフバランスはどうですか?
A:
基本的に窓口業務なので、勤務時間は8時30分~17時00分でほぼ定時内に収まります。残業はほとんどありません。休日に会議が入ることもありますが、その場合はしっかり振替休日が取れるので、プライベートの時間も確保できます。
Q: 将来QSTで働きたい学生へメッセージを!
A:
「海外の方と接する仕事=英語がペラペラじゃないとダメ」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。実際、私は英語が得意ではないので翻訳ソフトを使いながら業務をしています。QSTは総合職でジョブローテーション制なので、英語ができる人だけがこの仕事に就くわけではなく、ポストに入った人が自分なりのやり方で進めていくスタイルです。大切なのは、自分の強みを理解すること。強みを活かせば、どんな部署でも活躍できます。もちろん「国際業務をしたいから英語を勉強する!」というのも大歓迎です。
