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量子生命科学研究所

量子生命情報科学チーム

掲載日:2024年4月1日更新
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タイトル

情報科学生物では、分子、細胞、これを構成要素とする組織や器官など、スケールの異なる階層間での相互作用により、1つの生命体としてのまとまりが保たれます。当チームは、特定の階層で起こる生命現象がいかに他階層へ波及し、一個体としての生物学的振舞に反映されるかという生命科学の基本問題に、AI等の先進的な情報科学技術を駆使しながら挑みます。特に(1)NVセンター等の量子計測技術で明らかにされる細胞内の動態が個体全体に影響を及ぼす仕組みと(2)量子力学の数学的基礎を与える量子確率論が巨視的な生命現象(心理過程や神経活動)の理解に寄与する可能性という量子生命科学の主要テーマ2つについて、情報科学の立場から解明を目指します。

チームリーダー 八幡憲明

NEWS

2024/1/17更新

日本神経回路学会誌特集記事「神経科学の未来を担う新計測科学」がオンラインで公開されました。

ナノ量子センサーや超偏極NMRなど、新規性の高い計測技術が今後の神経科学研究にいかなるインパクトをもたらしうるか、各分野の研究者が執筆を担当しています。量子生命研からは馬場 嘉信所長が巻頭言、湯川 博チームリーダー、高草木 洋一上席研究員が解説記事を担当しています。また、間島 慶研究員が編集委員として編纂に携わりました。編集後記と併せてぜひ、お読みください。

日本神経回路学会誌2023年30巻第4号

※タイトルごとに記事(PDF)をダウンロードしてお読みください

2023/1/11更新

日本神経回路学会誌2022年29巻4号の特集記事「今すぐ使える量子計算!?」がオンラインで公開されました。

現時点で手が届く量子コンピュータ関連のリソースを用いて、神経科学分野の研究者は何ができるのかという観点から、気鋭の研究者たちがオピニオン記事を執筆しています。間島 慶研究員が企画から執筆まで、携わりました。編集後記と併せてぜひ、お読みください。

日本神経回路学会誌2022年29巻4号

巻頭言:P163

解説:P164-210 

編集後記:P251

※タイトルごとに記事(PDF)をダウンロードしてお読みください