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量子生命科学研究所

所長、副所長、プロジェクトディレクターご挨拶

掲載日:2024年4月1日更新
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馬場所長​​量子生命科学研究所は、量子科学技術研究開発機構(QST)で進められてきた量子科学技術の研究をさらに発展させ、量子論・量子技術と生命科学を融合するための研究開発を推進し、国内外の優秀な研究者を結集することにより、量子生命科学研究の世界的拠点を構築するため2019年4月に量子生命科学領域として発足しました。2022年には千葉地区に最先端の研究施設を構え、約100名の研究者が新たな発見を求めて日々研究活動に邁進しています。
量子生命科学研究により、生命科学にパラダイムシフトをもたらすとともに、がんの新しい診断・治療法の開発、再生医療への貢献、脳機能解明、加齢状態解明など医学・医療分野におけるイノベーション創出に加えて、情報、エネルギー、農業、環境、宇宙分野等でのイノベーションをもたらすことで、平和で心豊かな人類社会の発展に貢献していきます。
皆様のご助言、ご支援、ご鞭撻のほどお願いいたします。

所長 馬場嘉信

 

河野副所長当研究所は、未来への探求とイノベーションを常に追求しています。私たちの使命は、量子論的な視点を生命現象の理解に取り入れ、病気のメカニズム解明、より治療効果の高い薬剤や超早期診断技術の開発などを通して、人類の健康と福祉に貢献することです。世界中の卓越した研究者と緊密な連携を築き、量子計測やコンピュータシミュレーションなどの革新的なアプローチと先端技術の開発に挑んでいます。研究所では、最先端の技術と洞察力を強みに、生命の謎の解明と新たな発見を常に追求しています。私たちは量子生命科学の分野で世界をリードし、未来への展望を共有し、知識と創造力を結集して、人々が健康で持続可能な未来を築くために努力しています。

 

副所長 河野秀俊

 

 

 

玉田PD、湯川PD量子生命科学研究所は、世界に先駆けて「量子」と「生命」の2つの分野を融合した量子生命科学に取り組む研究所として発足しました。発足当初から、研究チーム間、他研究所との連携に加え、医工連携や産学官連携に積極的に取り組むことで、研究成果を逸早く社会に実装できる体制を構築しています。また、量子生命科学を学べる場として、大学と緊密に連携して大学院内に専門のコースを設置するなど、若手人材の育成にも精力的に取り組んでいます。
我々の研究活動にどうか興味を持って頂けますと幸いです。皆様からのご支援のほど、よろしくお願いいたします。

プロジェクトディレクター 湯川博

 

​量子生命科学研究所では、放射光、中性子、レーザー光などの量子ビームの特徴を相補的に組み合わせた量子計測技術開発を進めています。高度化した計測技術を活かし、従来に比べより精緻な情報を得ることで量子論的観点からの生命現象の解明を目指しています。産官学を横断した幅広い共同研究を通じて、これらの研究開発に取り組んでいますが、さらなる研究推進のために、新たな皆様との共同研究も進めていきたいと考えています。今後とも変わらぬご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

プロジェクトディレクター 玉田太郎