QI2024(量子科学技術イノベーション国際シンポジウム 10月21~23日)開催翌日の10月24日、QI2024サテライトシンポジウムが都内で開催されました。
これは、量子技術イノベーション拠点(QIH)事業における拠点間連携推進の一環として、量子生命拠点(QST量子生命研)と量子化学産業創出拠点(東海国立大学機構)が共同で実施したものです。
量子生命と量子化学の融合を図ることを目的に、「Dialogue between Quantum Life Science and Quantum Chemistry」をテーマとしたシンポジウムでは、両拠点長それぞれから研究概要や取り組みが紹介され、海外からのQI2024招待講演者を含む11人の研究者による研究発表が行われました。
シンポジウムでは、活発な質疑応答がなされました。また、シンポジウムでの両拠点間意見交換会では、今後の研究協力や具体的な連携施策、共同でのシンポジウム開催などの議論が活発に交わされ、実りある会となりました。
本シンポジウムを契機に、両拠点間での情報交換や議論の場を定期的に設けることで、量子生命と量子化学分野を中心に連携強化を図り、量子技術イノベーション創出に向けた研究開発を進めていきます。