六ヶ所核融合研究所では、令和元年11月2日(土)及び11月3日(日)に、六ヶ所村内の尾駮漁港で開催された「第36回ろっかしょ産業まつり」(六ヶ所村及び(一社)六ヶ所村観光協会の主催)に出展いたしました。初日は風が強く、会場内のバルーンゲートが倒れるハプニングもありましたが、昨年と同じく天候に恵まれた2日間となりました。
六ヶ所核融合研究所は昨年に引き続き、村内の研究機関及び大学とともに「理科教室」として参加し、すっかり定着しつつある缶バッジの無料作成や、科学実験、パネルの展示を行いました。
開場と同時に一目散に缶バッジ作りにお越しいただいた方が何名もいらっしゃり、年々リピーターの数が増えていることを実感しました。科学実験においては、来場された小学生の男の子は「知ってるよ!」と、ダイヤモンドカッターで氷が容易に切れる原理を理解されており、一生懸命に取り組む微笑ましい光景も見受けられました。プラズマボールが放つ光に恐る恐る触れてみたり、好天候であったため太陽望遠鏡で太陽観察したりと、いろいろと試してみる姿が印象的でした。
今年は強力磁石を用いた実験も加えました。磁気で浮く地球儀の展示も大人気で、成功させるまで粘り強く取り組む方が大勢いらっしゃいました。そして好天候のお陰で、太陽望遠鏡で太陽観察する姿も多くみられました。
大人の方々はパンフレットを手に取り、展示パネルを熱心に御覧になられるなど、訪れた方からは、六ヶ所村内に核融合研究の施設があるとは知らなかったので見学に行ってみたい、という御声も頂きました。
強風が吹く肌寒い時季での実施でしたが、缶バッジは2日間で合計525個を作成し、昨年よりも上回る数となりました。来年も、新たな実験など加えていき、毎年訪れても楽しいブースとなるように取り組んでまいります。
【一番氷が切れる材質はどれかな?】
【プラズマボールって綺麗!】
【強力磁石の振り子に挑戦!】
【地球儀が浮くコツを取得中】
【六ヶ所研の欧州チームで缶バッジ!】
【太陽望遠鏡で太陽フレアが見えました!】
【笑顔で缶バッジ用写真の撮影】
【缶バッジの作り方に興味津々】