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第17回幅広いアプローチ(BA)運営委員会の開催|ニュース

掲載日:2018年12月26日更新
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第17回幅広いアプローチ(BA)運営委員会の開催の画像

 2015年12月11日にイタリア・パドヴァ市RFXコンソーシアムにおいて、第17回BA運営委員会が開催されました。参加者は、欧州からガリバ欧州委員会エネルギー総局原子力・安全・ITER局長(欧州代表団長)を含め委員4名と専門家12名、日本側から板倉文部科学省大臣官房審議官(日本代表団長)を含め委員4名と専門家12名、各事業長及び各事業委員会議長他の計41名が参加しました。

 IFMIF/EVEDA事業に関しては、ベルギーのBR2炉での照射試験を含む試験設備の実証活動が成功裏に完了したことが報告されました。線形IFMIF原型加速器の実証目標を完全に完了するため、運営委員会は本事業の2019年末までの延長を承認しました。

 IFERC事業に関しては、原型炉設計活動における日欧協力活動と安全性研究、及び原型炉R&Dにおける5大タスクは順調に進捗していることが報告されました。運営委員会はサイト活動を含むIFERC事業についても、2019年末までの延長を承認しました。

 那珂核融合研究所で実施されているサテライト・トカマク計画事業については、2019年ファーストプラズマに向け、全ての機器及びシステムの調達、組立が順調に進捗していることが報告されました。

 運営委員会は、青森県と六ヶ所村による欧州研究者及びその家族に対する高水準の生活支援及び教育支援の提供のための多大な努力に対し、感謝の意を表明しました。

 次回会合は、2016年4月22日に青森県六ヶ所村で開催される予定です。