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六ヶ所核融合研究所

核融合エネルギー研究開発部門の三善研究員がPlasma Conference 2017にて若手学会発表賞を受賞しました。

掲載日:2018年12月26日更新
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核融合エネルギー研究開発部門の三善研究員がPlasma Conference 2017にて若手学会発表賞(※1)を受賞しました。

(※1) 国内のプラズマ関連学会の共同開催により日本のプラズマコミュニティを発展させることを目的として,我が国のプラズマ関連の基礎から応用まで全てを網羅する Plasma Conference を開催してきました.第1回会議は、プラズマ・核融合学会を幹事学会としたプラズマ科学連合の企画により2011年11月に金沢において Plasma Conference 2011として,第2回会議は,日本物理学会領域2を幹事学会として2014年11月に新潟において Plasma Conference 2014として,いずれも1000人を越える参加者を集め成功裡に開催されました.そして来る2017年11月には応用物理学会プラズマエレクトロニクス分科会が幹事学会となり,姫路において Plasma Conference 2017を開催する運びとまりました。
(Plasma Conference 2017 ウェブサイト会議概要より引用)

核融合炉システム研究グループ 三善悠矢(博士研究員)の画像
核融合エネルギー研究開発部門 六ヶ所核融合研究所 核融合炉システム研究開発部
核融合炉システム研究グループ 三善悠矢(博士研究員)

今回、2017年11月20日〜24日に姫路商工会議所で開催されたPlasma Conference 2017にて、プラズマ核融合学会の関与する学術分野に発展する優秀な一般講演論文を発表した若手に授与される「若手学会発表賞」を、六ヶ所核融合研究所核融合炉システム研究開発部核融合炉システム研究グループの三善悠矢研究員が下記のタイトルで受賞しました。

発表件名

APPLEモデルを用いた熱負荷の観点からの第一壁形状に対する性能評価

受賞内容

核融合原型炉では、高温のプラズマが直接容器の壁(第一壁と呼ばれます)に接しないように磁場の力を使ってプラズマを閉じ込めています。しかしそれでもプラズマ外縁部のエネルギーの一部は磁力線を通じて第一壁へと到達しまい、高い熱負荷の原因となります。本研究ではそのような熱負荷を解析するための新たなモデルを考案いたしました。本モデルではプラズマ外縁部を磁力線の形状に沿って細かな領域に分け、領域毎にエネルギーの流れと熱負荷を計算します。この細かな領域が林檎の皮に似ていることからAPple Peel Like Element(APPLE)モデルと名付けました。APPLEモデルを使用することにより、今までは大まかな予想しかできなかった第一壁の熱負荷を細かく計算できるようになり、第一壁の形状をどのように変えれば熱負荷を小さくできるかを検討できるようになりました。

受賞者コメント

 今回若手優秀発表賞を受賞することができ大変嬉しく光栄に存じます。本研究を高く評価していただけたのは、研究を進めるにあたりお力添えいただいている関係者の方々のおかげです。大変感謝しております。これからもこの受賞を励みに核融合炉設計活動に貢献していきたいと思います。

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