医学に関する教員を紹介します。
千葉地区
飯塚 大輔(放射線医学研究所 放射線影響予防研究部 老化・炎症研究グループ)
Iizuka Daisuke
■連携大学院:広島大学 大学院医系科学研究科(連携講座)放射線影響研究 客員教授
関連分野:放射線影響学 生物学/医学
大学院医系科学研究科 | 広島大学
放射線影響予防研究部 - 量子科学技術研究開発機構
放射線は遺伝子に傷をつけてがんを生じさせると考えられていますが、それだけでなく炎症が大きな役割を果たすことが考えられており、動物実験や細胞実験で放射線発がんメカニズムにおける炎症の役割を明らかにすべく研究しています。
五十嵐 龍治(量子生命科学研究所 量子生命センシンググループ)
Igarashi Ryuji
■連携大学院:千葉大学 大学院融合理工学府
■連携大学院:東北大学 大学院医学系研究科
関連分野:物理学 /化学 /工学 /生物学 /医学
量子センサー技術によって細胞や分子のはたらきを可視化することで、基礎生物学から医療・健康に至るまで幅広い革新をめざしています。未知の生命現象に眼を向け、人々の未来を支える研究に真摯に向き合える仲間を心より歓迎します。
石川 仁(QST病院)
Ishikawa Hitoshi
■連携大学院:群馬大学 大学院医学系研究科
関連分野:医学 (腫瘍放射線学)
がん放射線治療のベースとなる生物学、物理学の研究とそれらをベースにした革新的な放射線治療法の開発に展開するためのさまざまな研究に取り組みます。とくに重粒子線、陽子線を用いた粒子線がん治療に関する講義を担当します。多くの方の受講をお待ちしています。
■連携大学院:千葉大学 大学院医学研究院
関連分野:医学 (放射線防御機能学)
放射線による生物効果を知ることで、放射線被ばくによる影響やその防護について皆さんと一緒に勉強したいと考えています。興味のある方、是非ご参加ください。宜しくお願いします。
小畠 隆行(量子医科学研究所 分子イメージング診断治療研究部)
Obata Takayuki
■連携大学院:横浜市立大学 大学院医学研究科 放射線診断学教室 客員教授
関連分野:医学/医療工学
横浜市立大学放射線科(放射線診断科)
応用MRI研究(QST 量子医科学研究所 医工連携画像研究グループHP)
磁気共鳴画像(MRI)を用いた研究を行っています。MRIは物理・工学・生物・化学・薬学・医学などの多分野の要素を含み、それぞれの分野で新たな発見・開発があると全領域に波及する極めて学際的なモダリティといえます。このため、MRI開発から今に至るまで、研究アクティビティが常に高いレベルでキープされてきました。私たちのグループでは、基礎研究と臨床研究、そして、その二つを結ぶトランスレーショナル研究をMRIを軸に展開しています。興味のある方はいつでもご連絡ください。
熊谷 敦史(放射線医学研究所 放射線規制科学研究部)
Kumagai Atsushi
■連携大学院:広島大学 大学院医系科学研究科 客員教授
関連分野:医学
大学院医系科学研究科 | 広島大学
原爆被爆と、世界の原子力・放射線事故や核実験による教訓には通じる部分が多くあります。国内外の被爆者診療と福島のリスクコミュニケーションの経験から今後につながる道しるべを探します。
小池 学(量子医科学研究所 物理工学部)
Koike Manabu
■連携大学院:埼玉大学 大学院理工学研究科 生命科学コース 連携教授
関連分野:放射線生命科学(NHEJ修復、細胞老化、サルコペニア、加齢、Ku70、Ku80)
生物学/医学/薬学
埼玉大学 理学部 / 大学院理工学研究科 生体制御学科 / 生体制御学コース
DNA修復タンパク質を生体内で追跡するライブセルイメージング法を開発し、ヒトや伴侶動物の遺伝子破壊細胞、癌組織、ゲノム編集マウス等を材料に、人体のDNA損傷に対する生体防御機構や生命の謎の解明を目指した生命科学研究を進めています。
古場 裕介(放射線医学研究所 放射線規制科学研究部リスク評価グループ)
Koba Yusuke
■連携大学院:東京都立大学 大学院人間健康科学研究科
関連分野:医学物理学/保健物理学 情報科学/工学/医学
モンテカルロシミュレーションを用いた医療放射線の被ばく線量評価に関する研究を行っています。また、拡張現実を用いた放射線防護教育ツールの開発なども行っています。
高草木 洋一(量子生命科学研究所 量子生命スピングループ)
Takakusagi Yoichi
■連携大学院:千葉大学大学院融合理工学府 先進理化学専攻 量子生命科学コース 客員教授
関連分野:量子生命科学/生体医工学/創薬科学 生物学/医学/薬学/化学
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量子超偏極MRIチーム - 量子科学技術研究開発機構
NMR や MRI の感度を数万倍に増大できたら一体何が見えるでしょうか?超高感度化技術である「超偏極」によって実現する、次世代創薬研究や代謝診断治療研究に興味をもつ貴方の参画を待っています。
立花 泰彦(量子医科学研究所 分子イメージング診断治療研究部 医工連携画像研究グループ)
Tachibana Yasuhiko
■連携大学院:横浜市立大学 大学院医学研究科
関連分野:医学
医学の視点から技術を学び、新しい発見・発明に繋げていきましょう。
田中 創大(量子医科学研究所 物理工学部 治療ビーム研究開発グループ)
Tanaka Sodai
■連携大学院:千葉大学 大学院理学研究院 物理学研究部門 客員准教授
関連分野:医学物理学 物理学/工学/医学
千葉大学理学部物理学科・大学院融合理工学府物理学コース
治療ビーム研究開発グループ - 量子科学技術研究開発機構
我々の研究チームでは、重粒子線がん治療のための研究を行っています。治療効果が高く、かつ正常組織への影響が少なくなるような重粒子線がん治療を目指し、新しい照射方法の研究開発に取り組んでいます。
辻 厚至(量子医科学研究所 分子イメージング診断治療研究部 核医学基礎研究グループ)
Tsuji Atsushi
■連携大学院:東北大学 大学院医学系研究科 量子生命・分子イメージング教育コース 客員教授
関連分野:医学
大学院プログラム | 教育 | 核医学研究部
Graduate Program | Education | Div. of Nuclear Medicine
核医学基礎研究グループ - 量子科学技術研究開発機構
Dept. of Molecular Imaging and Theranostics - National Institutes for Quantum Science and Technology
TSUJI, Atsushi B (0000-0003-2726-288X) - ORCID
主にがんを対象とした分子イメージング研究と治療法開発研究を行っています。分子イメージングには様々な方法がありますが、私の専門は放射性標識薬剤を利用する核医学です。FDG PETは日常診療に使われていますが、マウスからヒトまで同じ薬剤でシームレスに生体内分子をイメージングできるという特長があります。また、標識する放射性同位元素を変えるだけで治療にも使えるという利点があり、治療抵抗性転移性前立腺がんに対しても高い効果が実証され、世界中で開発競争が起きている分野です。脳腫瘍や脳転移の正常細胞との相互作用の解析研究等では、光イメージングも取り入れて研究を行っています。マクロからミクロ、基礎から臨床まで幅広くカバーしていますので、それぞれの興味や背景知識に基づき研究課題を設定できます。ぜひ、一緒に研究しましょう。
東 達也(量子医科学研究所 分子イメージング診断治療研究部)
Higashi Tatsuya
■連携大学院:東北大学大学院医学系研究科
関連分野:医学
核医学は新時代を迎え、薬剤に標識する放射性核種を診断用から治療用に付け替えるセラノスティクス技術で、治療効果と副作用が予想可能な抗悪性腫瘍薬の開発が容易になりました。薬剤研究開発の世界をご紹介します。
福田 茂一(本部 情報基盤管理部)
Fukuda Shigekazu
■連携大学院:千葉大学 大学院理学研究院
関連分野:医学物理学 物理学/工学/医学
医学物理学は物理工学の知識・成果を医学に応用・活用する学術分野です。最先端の医学・医療では物理工学を理解している人材が求められています。これまで培ってきた君の能力を人類の健康の増進に活かそう。
藤井 健太郎(量子生命科学研究所 量子生命構造グループ 電子物性生命科学)
Fujii Kentaro
■連携大学院:東北大学 大学院医学系研究科
関連分野:医学
世界最高性能を誇る放射光施設NanoTerasuで生命科学の研究をしてみませんか?実験室の顕微鏡では見えなかった世界が見えてくるはずです。
道川 祐市(放射線医学研究所 共創推進部 人財・交流課)
Michikawa Yuichi
■連携大学院:東京都立大学 大学院人間健康科学研究科 ヘルスプロモーションサイエンス学域 客員教授
担当講義:適応科学特別講義(2010年より継続)
関連分野:人間健康科学 物理学/生物学/医学
大学院案内 :: ヘルスプロモーションサイエンス学域 - 東京都立大学 健康福祉学部・人間健康科学研究科
共創推進部 - 放射線医学研究所 - 量子科学技術研究開発機構
放射線の発見以来、人類はその大きな可能性とリスクを学び、IAEAなど国際的な枠組みを構築することで社会適応してきました。講義では社会レベルから素粒子レベルまでの放射線適応を、わかりやすく説明いたします。
南本 敬史(量子医科学研究所 脳機能イメージング研究センター システム神経回路研究グループ)
Minamimoto Takafumi
■連携大学院:東北大学 大学院医学系研究科
関連分野:生物学/医学
やる気や感情・情動など、私たちが思い通りにならない「心」が脳のはたらきとしてどのように生み出され、どのようにコントロールされているのか。量子イメージングの最新技術をつかって、脳回路とその働きを「見て」「調節して」「理解する」研究に取り組んでいます。ぜひ、一緒に研究しましょう。
八幡 憲明(量子生命科学研究所 量子生命情報グループ)
Yahata Noriaki
■連携大学院:千葉大学 大学院融合理工学府 先進理化学専攻 量子生命科学コース
関連分野:情報科学/生物学/医学/神経科学、量子生命科学
脳に備わる多様な認知機能や、その破綻から生じる精神神経疾患には、未だ多くの謎が残されています。近年、進展めざましいAI/機械学習、量子計算技術を駆使しながら、これらのメカニズムを「データ駆動的」に解明することに挑みましょう。
山田 真希子(量子生命科学研究所 量子生命システムグループ)
Yamada Makiko
■連携大学院:千葉大学 大学院融合理工学府 先進理化学専攻 量子生命科学コース
■連携大学院:東北大学 大学院医学系研究科
関連分野:認知神経科学 数学/情報科学/医学
こころの不確実さにこそ、創造の芽があります。量子論的な視点から、認知と脳の不思議を一緒に探究しましょう!
山谷 泰賀(量子医科学研究所 先進核医学基盤研究部)
Yamaya Taiga
■連携大学院:千葉大学 大学院理学研究院
関連分野:医工学 物理学/工学/医学
物理工学と独創的アイディアで患者を救い、病気で困らない未来をつくる - 世界初や世界一を目指す装置開発プロジェクトに一緒に取り組みましょう。
湯川 博(量子生命科学研究所 量子生命医工グループ 量子再生医工学チーム)
Yukawa Hiroshi
■連携大学院:千葉大学大学院理学研究院 融合理工学府 先進理化学専攻 量子生命科学コース 客員教授
関連分野:化学/医学
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量子再生医工学は再生医学に量子工学技術を融合した未来医療の鍵を握る分野です。本講座では主に量子工学技術を最先端の知識と技術を幅広く学びながら、再生医学を中心とした生命の可能性を広げる挑戦を一緒に楽しみましょう。
■連携大学院:東北大学 大学院医学系研究科 量子生命・分子イメージング連携講座 客員教授
関連分野:化学/工学/医学/薬学
量子再生医工学は再生医学に量子工学技術を融合した未来医療の鍵を握る分野です。本講座では再生医療をはじめとする先進医療に対して、量子工学技術を活用することで、医学・薬学の発展にどのように貢献できるかをともに楽しみながら考えましょう。
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米内 俊祐(量子医科学研究所 物理工学部 照射システム開発グループ)
Yonai Shunsuke
■連携大学院:東邦大学 大学院理学研究科
関連分野:医学物理学/物理学/工学
QST千葉地区では1994年に世界初の医療用重粒子線がん治療装置、HIMACを用いた重粒子線がん治療を開始し、30年以上に渡り重粒子線治療のパイオニアとして世界をリードしています。HIMACや実際の治療室での実験など治療の高度化に関連した物理工学・医学物理の研究開発を行い、健康長寿社会を実現させましょう。
若月 優(QST病院)
Wakatsuki Masaru
■連携大学院:広島大学 大学院医系科学研究科 医系科学研究科 放射線統合医科学 客員教授
関連分野:医学
TB063101 放射線統合医科学(広島大学シラバス)
QST病院|重粒子線治療(がん治療)
放射線統合医科学では、放射線災害・医科学研究分野の主要テーマであり、低線量放射線被ばくによる人体への影響の解明や、高線量放射線被ばくによるヒト疾患の発症機構、緊急被ばく医療のための再生医学、東海村臨界事故、福島第一原発事故の発生により明らかとなった様々な課題への研究などに関する知識を習得し,最新の研究動向を理解する講座になります。