次世代PET研究会2026
健康長寿社会の実現に向けて、疾患の上流を捉える診断法 - PET(陽電子断層撮像法)の高度化と普及が求められています。PETの黎明期であった2000年から毎年開催してきた次世代PET研究会では、QSTの研究成果を発表するとともに、PETに関わる幅広い業種の方々のネットワーキングの場として、PETの課題やその解決策について議論を重ねてきました。そして次世代PET研究会2026では、1年間のQST研究成果の紹介(ポスターおよび機器展示)のほか、(1)原理的な飛躍の可能性と(2)社会実装の促進の2点にフォーカスした議論を行いたいと思います。前者は次世代の名にふさわしい量子科学のPETへの応用についての議論であり、陽電子科学の専門家に特別講演をお願いしました。後者は、医療、産業、政策の専門家をそれぞれパネリストとしてお迎えし「PETの高度化と普及にむけて」と題したパネル討論を予定しています。ぜひ皆様のご参加をお待ちしています。
概要
| 日時 | 2026年1月24日(土曜日)14時から17時(13時30分受付開始) |
|---|---|
| 会場 | ベルサール八重洲 3F 会議室Room 1+2+3 |
| 主催 | 量子科学技術研究開発機構(QST)量子医科学研究所 |
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後援(予定) |
応用物理学会放射線分科会、千葉大学フロンティア医工学センター、日本アイソトープ協会、日本医用画像工学会、日本核医学会、日本核医学会 核医学理工分科会「放射線科学とその応用」研究会、QST未来PET創造研究ユニット(中谷医工計測技術振興財団助成事業)(50音順) |
| 参加費 | 無料(17時から18時30分のポスター閲覧・機器展示を兼ねた意見交換会は会費制となります) |
| 対象 | 医療関係者、研究者、技術者など専門家向けの内容(使用言語:日本語) |
| お申込 |
事前登録制です。下記のフォームよりお申し込みください。 |
| 事務局 |
QSTイメージング物理研究グループ/核医学診断・治療研究グループ(担当: 山谷泰賀、高橋美和子、田島英朗、赤松剛、岩男悠真、大野まどか) E-mail: jpet@qst.go.jp |
| ダウンロード | 次世代PET研究会2026チラシ [PDFファイル/529KB] |
プログラム(敬称略)
| 13時30分 受付開始 | |||
| 14時 | 次世代PET研究2025成果概要 | 山谷 泰賀 | QSTイメージング物理研究グループ グループリーダー |
| 特別講演 | |||
| 14時20分 | 陽電子が切り拓く物質科学 | 藤浪 真紀 | 上智大学 特任教授 |
| ポスター・機器展示・コーヒーブレイク | |||
| 15時00分 |
ポスター発表・機器展示(30分) |
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| パネル討論「PETの高度化と普及にむけて」 | |||
| 16時00分 | 医療分野から | 中本 祐士 | 京都大学大学院医学研究科 放射線医学講座(画像診断学・核医学)教授 |
| 16時10分 | 産業分野から | TDB | |
| 16時20分 | 政策分野から | 畦元 将吾 | (株)AZE NEXT代表取締役社長 (元 衆議院議員) |
| 16時30分 | 総合討論「PETの高度化と普及にむけて」 | ||
| 16時55分 | 閉会挨拶 | ||
