避難された住民の方々の帰還後に想定される個人被ばく線量の把握に資するため、内閣府原子力被災者生活支援チームからの依頼に基づき平成25年8月から(独)放射線医学総合研究所と(独)日本原子力研究開発機構は共同で、避難指示解除準備区域および居住制限区域内の代表的な生活場所において、1)空間線量と個人線量の関係を実測・実験的に明らかにするとともに、2)帰還後を想定した代表的な生活パターンにおける個人線量レベルの推定を試みました。
なお、本調査において、生活場所における個人線量計を用いた実測及び空間線量と個人線量の関係の評価は両機関で行いました。その他、(独)放射線医学総合研究所は帰還後想定される社会生活パターンにおける個人線量の推定を、(独)日本原子力研究開発機構は個人線量計の特性の調査をそれぞれ担当しています。
関連情報
「避難指示区域及び避難指示が解除された区域における放射線量について」