2024年8月13日(火曜日)、独立行政法人国際協力機構(JICA)に招かれたウクライナ保健省およびウクライナ救急・災害医療科学・実践センターの関係者ら5名が放射線医学研究所に来所し、被ばく患者を受け入れる施設や、被ばく線量を測定、評価する施設を見学しました。各施設ではQSTの専門家が、日本の緊急被ばく医療体制や人材育成研修を含むQSTの役割、被ばく患者の受入時におけるQSTの対応や経験、被ばく線量測定・評価技術の研究開発について説明しました。
ウクライナ側からは、日本の緊急被ばく医療体制の規模や、患者受入のしくみについて多くの質問があり、被ばく医療関係者向けの研修にも高い関心が寄せられました。
被ばく患者を受け入れる施設を見学
染色体を用いて被ばく線量評価を研究するラボを見学
体外計測装置を見学
意見交換
集合写真