現在地
Home > 分類でさがす > お知らせ・ご案内 > ニュース > 量子生命・医学 > > 放射線医学研究所 > エフレイ・QSTサイエンスラボ 夏休み応援企画、親子でワクワク科学実験を開催しました

放射線医学研究所

エフレイ・QSTサイエンスラボ 夏休み応援企画、親子でワクワク科学実験を開催しました

掲載日:2024年8月20日更新
印刷用ページを表示

2024年8月10日(土曜日)福島工業高等専門学校にて、「エフレイ・QSTサイエンスラボ 夏休み応援企画、親子でワクワク科学実験」を開催しました。福島県内だけでなく県外からも多数の応募があり、当初の定員を超える小学校4から6年生の親子33組が参加しました。

午前のプログラムでは、福島工業高等専門学校によるドローンのプログラミングと、レゴでソーラーカーを作る2つの体験が実施されました。どちらも子どもたちに好評で、「ドローンにもっと複雑な動作をさせるプログラミングをしてみたかった」「ソーラーカーの速度を上げる改造をしてみたかった」などの感想が上がっていました。

午後は、子どもたちは霧箱による放射線の観察や身近な放射線の測定、保護者は放射線の影響をテーマにしたサイエンストークを行いました。エフレイを中心に、高専生とQSTの若手研究者がサポートして行われた子ども向けのプログラムでは、霧箱で放射線を見えたことが面白く、驚いたとの感想が多く聞かれました。保護者向けのサイエンストークでは、QST放射線医学研究所の研究者が放射線の健康影響などについて分かりやすく説明しました。参加者からは、福島県内の高速道路や公園に設置されているモニタリングポストを見て子どもから質問されることがあり、放射線の用語を含めて正しい知識を得たいとの声や、食品に関するデータ公表の在り方などについて意見が上がっていました。

今後も、多くの皆様とこのような取組を通じて放射線に対する理解が拡がっていくことを望むとともに、地道な活動を進めて行きたいと思います。今回もたくさんの方にご参加いただき、ありがとうございました。

パソコンの前に座る子どもたち

ドローンのプログラミング体験

ソーラーカーを組み立てる子ども

レゴでソーラーカー作り

工作をする子どもたち

霧箱を作成

サーベイメータで昆布などの放射線を測定する子どもたち

身近なものの放射線を測定

研究者の説明を聞く大人たち

サイエンストーク

白衣を着た子どもたち

集合写真