令和8年度 QST「福島の小学生親子サイエンスキャンプ in 千葉」を開催しました
QSTでは、令和8年8月6日から7日にかけて「福島の小学生親子サイエンスキャンプ in 千葉」を開催し、福島県内の小学生とその保護者24名が参加しました。
本キャンプは、放射線に関する基礎知識を授業や実習を通して学ぶとともに、医療や研究分野での放射線の利用現場を見学し、放射線への理解を深めることを目的としています。
参加者は、放射線測定や霧箱の製作・観察などの体験学習に熱心に取り組みました。
発表会では、小学生の参加者から「普段は見えない放射線を霧箱で見ることができて面白かった」「放射線にはさまざまな種類があることを初めて知った」といった感想が聞かれ、実習を通じて理解を深めた様子がうかがえました。
さらに、施設見学では、がん治療に用いられる先進的な照射設備に触れ、「想像のつかないことを科学者たちはやっていてすごい」といった声も寄せられました。
保護者からは、「放射線を正しく理解するきっかけになった」「親子で一緒に学べたことがよかった」「放射線は怖いものという印象だけでなく、医療などにも活用されていることを知った」との感想が寄せられました。また、緊急被ばく医療の現場を支える体制についても学び、「多くの方に見ていただきたい」との声も寄せられました。
さらに、QSTと協力関係にある福島国際研究教育機構(F-REI)より、機構の活動内容や研究の取り組みについて紹介いただき、参加者の皆さまに関心と理解を深めていただきました。
本キャンプは、参加者にとって放射線や科学への関心を高めるとともに、親子で学びを共有する貴重な機会となりました。
今後もQSTは、このような交流と学びの場を通じて、科学への理解促進に取り組んでまいります。

写真1 霧箱を作製して放射線の通ったあとを観察しました

写真2 重粒子線治療施設で加速器と照射室の見学をしました

写真3緊急被ばく医療施設で放射線の計測をしました
