令和元年7月5日(金曜日)に青森市内にあるウェディングプラザ アラスカにて、本年度初めての「青森県ITER計画推進会議」の通常総会及び報告会が開催されました。六ヶ所核融合研究所では、核融合研究開発の進捗状況を知っていただくために展示と講演を行いました。展示ブースでは、ポスターによる展示や各種パンフレットの配布、六ヶ所核融合研究所のプロモーションビデオの放映を行いました。大勢の方が御来場くださり、多数の方々が開会前から関心をお持ちになられて展示を御覧いただきました。研究者の解説に熱心に聞き入られていらっしゃる姿が各所で見受けられました。
通常総会では青森県ITER計画推進会議会長の若井青森県商工会議所連合会会長による御挨拶を始め、三村青森県知事、森内青森県議会議長、新井文部科学省研究開発戦略官による核融合エネルギーへの実現に向けた熱意ある御挨拶が続きました。量研からは田島理事から挨拶をさせていただきました。
通常総会に続いての核融合エネルギー報告会では、新井研究開発戦略官による「核融合研究開発の動向と展望について」の題目により講演が行われ、御出席になられた皆様は、現在の核融合研究開発の進捗状況について強い関心を持って耳を傾けられていらっしゃいました。そして、飛田副所長による「核融合エネルギーの実現を目指して~六ヶ所核融合研の研究の状況と今後の展望~」では、地元雇用者の紹介をも交えた講演に、御来場くださった皆様は、より親近感をお持ちになってお聞きになられていらっしゃいました。
また、会議途中の休憩時間の合間にも展示ブースには多くの御来場者で賑わい、7月28日(日曜日)に開催する六ヶ所核融合研究所の施設公開の案内チラシを手に取られ、どのような催し物が行われるのかなどを質問されるお姿も見受けられました。
今後も核融合エネルギーの実現に向けて着実に前に進んでいる様子を随時、各所で皆様にお伝えしていける機会と場を設けさせていただき、六ヶ所核融合研究所における最新の取組を知っていただけるよう、努めてまいりたいと思います。
【展示ブース全景】
【笑顔で対応する星野上席研究員】
【解説に聞き入られる若井会長】
【熱心に説明中の池田所長】
【田島理事による挨拶の様子】
【飛田副所長による講演風景】
【賑わう展示会場の様子】