世界初!8系統高周波でビーム加速試験 公開生放送【量研六ヶ所核融合研×niconico】の配信について(お知らせ)
2018年07月27日
国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(理事長 平野俊夫)六ヶ所核融合研究所(青森県六ヶ所村)は、平成30年6月3日(水曜日)、日欧共同で開発を進めている世界初の8系統多重駆動式高周波四重極線形加速器(RFQ)の陽子ビーム加速試験に初めて成功しましたが、7月27日(金曜日)、ニコニコ生放送において試験様子を全世界に向けて配信することになりました。今回の試験では、20 mAの大電流加速の達成とビームプロファイルの測定の実現を目標としており、目標達成に向けて奮闘する日欧の研究者の様子等、研究現場の最前線をご覧いただけます。RFQについて詳しく紹介する他、試験の目的や意義、日欧の研究者・技術者、ITERやJT-60SA、六ヶ所核融合研究所で進めている核融合エネルギー研究開発等についても紹介します。
記
- 日時
平成30年7月27日(金曜日)午後4時00分~午後8時00分 - 配信方法
ニコニコ生中継 - その他
- 試験の様子だけでなく、試験開始前の準備の様子からご覧いただきます。
また、六ヶ所核融合研究所だけでなく、欧州側の研究機関とも中継を結びお送りします。 - ニコニコ生中継では、視聴者が配信画面にコメントを書き込むことができます。
質問の書き込みには、研究者ができる限り回答する予定です。 - 加速器の状態によっては、陽子ビーム加速試験をご覧いただけない可能性があります。
- 試験の様子だけでなく、試験開始前の準備の様子からご覧いただきます。
参考(2018年6月18日プレスリリース)
世界初の8系統高周波によるビーム加速に成功—核融合炉の材料検証に向けた大強度中性子源用加速器の開発が着実に進展—
リンク先 http://www.qst.go.jp/information/itemid034-004210.html