2019年01月15日
【概要説明後の和やかな会談(左側:海野市長)】
1月15日(火曜日)に海野那珂市長が六ヶ所核融合研究所を御視察されました。昨年11月には戸田六ヶ所村長が那珂市を訪問され、那珂市と六ヶ所村との間で「災害時における相互応援に関する協定」が締結された縁もあって、今回、海野那珂市長が六ヶ所村を訪問されたものです。
池田六ヶ所核融合研究所長による概要説明では、昨年12月24日に行われた「ITER/BA成果報告会」にて初めて披露した六ヶ所核融合研究所のプロモーションビデオを交えながら説明をいたしました。
六ヶ所核融合研究所内研究施設の御視察では、昨年6月から新たに運用を開始したスーパーコンピューターJFTR1(愛称「六ちゃん2」)や、据付・調整が最終段階に入りつつある最先端技術が詰まったIFMIF原型加速器を御覧いただきました。また、ITER用ブランケットシステムの開発を目的としたブランケット工学試験棟の建設予定地では、今は雪が降り積もった土地を、石田六ヶ所研究所副所長による説明に耳を傾けながら御関心を寄せて御覧になられていらっしゃいました。
寒さ厳しい季節に六ヶ所を御訪問になられ、六ヶ所核融合研究所の取組や核融合研究開発の進捗状況を御覧いただいたこと、また、研究開発に従事する私たちを激励いただいたことは、核融合の実現に向けて那珂核融合研究所と共に研究開発に日々邁進する六ヶ所核融合研究所職員一同にとっても、大きな励みとなりました。今後も那珂市及び六ヶ所村の両地域の御支援を仰ぎつつ、核融合への実現に向けてさらに邁進してまいります。
【スパコンの前での集合写真】
【IFMIF棟制御室でのご説明の様子】
【R&D棟でのパネル説明の様子】
【据付作業が進む加速器の前での撮影】